草の根パートナー型

2015年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ベトナム社会主義共和国
2.事業名 ベトナム国ナムザン郡少数民族地域における住民主体による地域活性化のための人材育成事業
3.事業の背景と必要性 ベトナムの山岳少数民族は地理的、文化的条件のために、生計状況においては大幅に発展から取り残されている。特に中部地域ではカトゥー族をはじめとする少数民族の生活を向上させるための有効な施策が少なく、却って地域の伝統文化や自然を損なう結果を招きつつある。
本財団は2001年からナムザン郡タビン社を中心にカトゥー族とともに進めてきた地域開発の取り組みが着実に実を結び、2012年から住民のイニシアティブで進める観光開発(コミュニティ・ベースド・ツーリズム)による地域振興を図るまでになった。これを基盤に同郡全域および周辺山岳地域での産業育成へと展開するための人材の育成と組織の強化が課題となっている。
4.プロジェクト目標 ナムザン郡において、少数民族の包括的な地域振興を進めるためのモデル(地域振興のための人材育成と官民による支援、マーケティング体制及び地域資源開発手法)が構築される
5.対象地域 ベトナム国クァンナム省ナムザン郡
6.受益者層
(ターゲットグループ)
・地域振興活動に関わる住民 約480人
・社・郡・省行政の事業担当官 約100人
7.生み出すべきアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.リーダーが育成され住民が地域振興活動を展開する仕組みが構築される
2.住民主体による、地域資源を活用した開発事例が実現される
3.情報発信とマーケティング体制が構築される
<活動>
1.現地事業運営を担う組織の設立と研修の実施
2.地域資源を活かした産業を創造するための検討と研修
3.情報発信・マーケティングの研修実施とイベント開催等
8.実施期間 2016年8月15日〜2020年8月14日(4年0ヵ月)
9.事業費概算額 58,616,000円
10.事業の実施体制 東京本部:事務局長及び事業部長の監督の下、当事業の担当職員1名が国内での調整や連絡にあたる。
現地事務所:ダナン市の事務所を拠点に、日本人プロジェクトマネージャーの下で現地スタッフ6名の体制で当事業を実施する。日本人の観光開発専門家と地域振興専門家が年に1〜2回の頻度で現地での助言や事業の方向性の検討などにあたる。
カウンターパート・協力機関:クァンナム省人民委員会をカウンターパートとし、同省の文化・スポーツ・観光局ならびに商業局が事業の実務にあたる。現地の業務に関してはナムザン郡人民委員会が中心となる。観光総局、観光開発研究所、商業省といった国の機関が助言機関として参画する。
II.応募団体の概要
1.団体名 公益財団法人 国際開発救援財団
2.活動内容 1)開発途上国における様々な分野での開発支援、2)日本を含むアジアでの自然災害に対する緊急援助活動、3)日本社会を中心とする広報啓発