草の根パートナー型

平成18年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ザンビア
2.事業名チボンボ郡農村地域プライマリーヘルスケア・プロジェクト
3.事業の背景と必要性2002年の干ばつをきっかけに、実施団体はザンビア農村地域で、水・農業・保健・教育を保障する包括的農村開発パッケージ (WAHE) を提唱し、水・農業分野についての実践で一定の成果を収めてきている。
対象地域は周辺に比べて医療資源が乏しく、保健分野の中でもとりわけプライマリーヘルスケア導入の優先順位が高いと考えられる。
本事業の実施により、同地域に保健分野の本事業を加えて開発を行うことで、WAHEパッケージとして相乗効果が期待できる。
4.事業の目的モンボシ地域の5歳未満児・妊産婦の保健状況が改善する。
5.対象地域中央州チボンボ郡モンボシ地域
6.受益者層モンボシ地域住民
7.活動及び期待される成果
  1. コミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)等の人材を養成し、ヘルスポストを開設する。従来の出張検診・診療を住民が補佐し、運営資金も自助することにより、住民が主体となった地域保健システムが機能する。
  2. CHWがヘルスポストで初期診療を行う。患者の搬送手段を改善することにより、地域内で早期受診・初期治療のための医療アクセスが改善される。
  3. 住民が保健に関する地区診断を行う。これを基にCHW が個別/集団健康教育を行うことにより、5歳未満児の保護者・妊産婦が基礎的保健知識を持つ。
  4. 栄養指導員(NP)を養成し、5歳未満児の栄養状態を地区診断する。これを基にNPが母親に個別/集団栄養指導を行う。また先行農業プロジェクトとの協同により営農を改善する。これらにより、5歳未満児の栄養状態が改善される。
8.実施期間平成19年8月〜平成22年8月まで(3年)
9.事業費概算額33,579千円(予定)
10.事業の実施体制日本より、プロジェクト・マネージャー、調整員・保健医療専門家(兼務)、栄養改善専門家、調整員の計4名を派遣する。
対象地域のNGOと協力しつつ、人材養成および行政との密な関係を築き、事業終了後の持続可能性を達成する。
II.応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 TICO
2.活動内容1993年以来、ザンビアを主な対象国として、貧困・飢餓・戦乱に苦しむ人たちの自立を支援する国際援助活動を行っている。既に、貧困層居住地域の民生改善・保健医療対策や首都の救急隊員養成、参加型農村開発等に実績がある。