草の根協力支援型

平成20年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名アルゼンチン
2.事業名ママ・パパ・家族でできる障害児発達 アルゼンチンに障害児発達指導員を!
3.事業の背景と必要性

アルゼンチンでは、貧困などの理由により、障害児が適切なリハビリを受けないまま、日々の生活を過ごしている子供が多い。中には何の治療も受けられないまま、生涯を過ごす子供も存在する。さらに2001年からの経済危機により失業率が向上し、貧困層の拡大とともに、一部の障害児は、施しを得るために家族に利用されるケースも現れた。このようにアルゼンチンでは、障害児への理解が不十分で発達指導が普及していない理由から、リハビリによって回復可能な子供も、リハビリを受けられず悪化の一歩をたどる状況にある。

本事業実施団体(南米ひとねっとハポン)の代表は、日系シニアボランティアとして2000年〜2002年の2年間老人福祉の活動を行う中、アルゼンチンの障害児の現状に直面し、日本での保育経験を活かし障害児支援ができると考え、帰国後NGOを設立し活動を開始した。2005年にはJICA日系人研修員(福祉)を受入れ、障害児発達指導に係る研修を実施した。その後、アルゼンチンの障害児家族の依頼を受けて、2008年より現地で発達指導員育成の基盤を形成する活動を行った後、本事業が開始された。

4.事業の目的
  1. 育成した指導員の下、障害児の発達支援活動が日常的に行われ、障害児の発達の機会が創出される。
  2. 障害児を抱えた親が、障害児発達の手法を理解し、実践する事が出来るようになる。
5.対象地域アルゼンチン ブエノスアイレス市及びフォルモッサ州
6.受益者層貧困層及び先住民の障害児とその家族
7.活動及び
期待される成果

【成果】

  1. 訪問型発達指導とサテライトが機能する。
  2. 技術の習得だけでなく、保育理論も習得した障害児発達指導者2名が育成される。
  3. 障害児発達指導モデルが定着する。
  4. 相手国の行政に、障害児発達指導が認識される。

【活動】

  1. 障害児発達指導の中心となるセンターと各地域に出張指導の拠点となるサテライトの設置により障害児発達支援活動ができる場所を確保する。
  2. 障害児発達指導員の人材育成に取り組む。
  3. 人材育成により、育成された障害児発達指導員・ボランティアが、地域の障害児とその家族に対し、発達指導を行う。
  4. 現地マスコミを使い活動を紹介する。
8.実施期間2009年4月〜2011年3月(2年)
9.事業費9,980千円(予定)
10.事業の実施体制

【日本側】南米ひとねっとハポン

【相手国側】ひまわり幼稚園

II.応募団体の概要
1.団体名南米ひとねっとハポン
2.活動内容高度な技術や機材がなくても、家族でできる障害児のリハビリ方法を指導・紹介することで、障害児とその家族への発達支援に取り組む。