草の根協力支援型

平成19年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名バングラデシュ
2.事業名バングラデシュ国における健康増進のための予防歯科モデル事業
3.事業の背景と必要性バングラデシュでは近年の食生活の変化により虫歯や歯槽膿漏が深刻化しているものの、歯科医不足や歯磨き方法等の口腔衛生に関する指導・管理方法・その評価方法の専門家がいないなど、医療環境が未整備であることが問題となっている。そのため、口腔衛生の改善に向けて、1)モデル地区を定め、一般的な農村集落とその周辺を対象とし、2)地区の保健・教育行政機関と連携し、3)地区での自立性・継続性の確保のために口腔衛生指導を実施できる人材の育成を行い、4)住民自身による口腔衛生維持の習慣化と定着を目的としたセミナー、検診と指導、啓発活動を実施し、5)成果を国政レベルへ提言する必要がある。
4.事業の目的バングラデシュにおける口腔衛生及び健康増進に関する知識と意識向上ならびに農村住民の口腔衛生状態の改善
5.対象地域ダッカ市 モヒチャリ郷
6.受益者層モヒチャリ郷とその周辺の住民(小学生4000人)、現地の歯科医師団・学校関係者
7.活動及び期待される成果

【活動1】モデル地区の小・中学校で口腔衛生指導を実施する。
【成果1】教師・児童から地域住民に口腔衛生意識が浸透・向上し、歯磨き等が習慣化することにより、歯磨き等の習慣化と虫歯・歯周病の増加率が減少する。

【活動2】現地歯科医師及び学校関係者への啓発・指導を通じ、農村地域で実施できる効果的な口腔衛生指導方法が検討され、確立される。
【成果2】衛生管理の自立と継続がなされる。

【活動3】現地歯科医師が本邦で研修を受け、歯磨き・口腔衛生管理・指導法・その評価方法等を習得し、予防歯科における地元歯科医師への指導的役割を果たせるようになる。
【成果3】指導者が増加する。

【活動4】行政関係者などを対象としたワークショップを開催、啓発活動を行うことにより、事業成果の行政への反映がなされる。
【成果4】提言書が提出される。

8.実施期間2009年2月〜2012年1月(3年)
9.事業費10,000千円(予定)
10.事業の実施体制日本側:北海道大学、徳島大学、東北大学等の歯科医師
対象国側:バングラデシュ国保健省、元北海道大学留学生歯科医師団
II.実施団体の概要
1.団体名北海道大学大学院歯科研究科
2.活動内容
  • 国内:教育・研究・診療
  • 国外:姉妹校交流活動、教育・研究支援
3.対象国との関係、協力実績

留学生の受け入れは、歯学研究科でのべ25名(3名在籍中)

北海道大学歯学部学生サークル(IDAH)が2002年、2005年、2008年、2009年に当該国を訪問し、保健・衛生活動に参加している。