草の根協力支援型

平成15年度 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名カンボジア
2.事業名カンボジア村落地域におけるプライマリー・ヘルスケアプロジェクト(歯周感染症による健康被害に対する予防・啓発)
3.事業の背景と必要性

カンボジアはいまだに感染症が蔓延し、国民の健康は劣悪な状態にある。また、口腔感染症がHIV/AIDS、低体重児出産、妊産婦死亡、誤嚥性肺炎、ある いは歯周病など多くの疾患に強く関与していることが知られている。実施団体は1991年からヘルスサイエンス大学歯学部と「Samurai group」と呼ばれる卒後歯科医師に対して研修を実施してきた。このGroupで研修を受けた歯科医師は30名を超え、それぞれの地域で活躍している。 本事業は、ヘルスサイエンス大学とSamurai groupとの共同で、コンポンチャム、コンポントム、バッタンバン、シアヌークビルを中心として、対象地域の歯科医師および住民に対し口腔感染症の予防 と啓蒙プログラムを実施する。

4.事業の目的口腔感染症による健康被害に対し、カンボジアの地方都市を中心に感染予防および啓蒙をヘルスサイエンス大学歯学部とSamurai groupとの草の根の共同事業として実施し、カンボジア国民の健康維持に貢献することを目的とする。
5.対象地域Phnom Penh, Compong Cham, Compong Tom, Batdambang, Sihanoukville
6.受益者層対象地域の歯科医師、歯科医療関係者および地域住民
7.活動及び期待される成果
  • 卒後研修の実施目標
    実施回数 プノンペン12回 バッタンバン、コンポントム、コンポンチャム、シアヌークビルそれぞれ12回づつ、その他の地方都市(Siem Reap,Krachehなど) 6回。
  • 対象者の拡大
    Samurai Groupを中心に各地域の歯科医師、当該地域コミュニティーの医療担当者、妊産婦、高齢者、有病者などを中心に実施する。
  • 対象地域を拡大してゆく。また、ヘルスサイエンス大学歯学部歯学部の学生実習の一環として、当該地域あるいは無歯科医療地域へのメキシコ型サテライト・クリニック構想を踏まえ、地ならしをする。
8.実施期間2004年4月〜2005年3月(1年間)
9.事業費第一年次契約金額:9,975千円(精算金額:9,975千円)
10.事業の実施体制プロジェクトリーダーとなる実施団体代表の宮田氏が数回にわたり現地入りし、保健省、ヘルスサイエンス大学歯学部、Samurai groupおよびその他の関係者の合意、協力を取り付けた。
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 歯科医学教育国際支援機構
2.活動内容発展途上国に対する歯科医学教育支援
3.対象国との関係、協力実績1991年から本草の根技術協力事業実施開始時までに、ヘルスサイエンス大学歯学部およびその卒業生に対し、30回を超える研修、教育を行ってきた。