草の根協力支援型

平成16年度 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名中華人民共和国
2.事業名知的障害児教育施設(特殊学級)の設立支援
3.事業の背景と必要性中国では経済がめまぐるしく発展している一方、知的障害児のための教育体制は整備されていないため、彼らの殆どは学校に入学することが出来ず、家庭に閉じこもったままであったり、精神病院に入院しているのが現状である。また、特殊教育施設の運営に対応できる技術を持った教師の数も依然として少ない。
平成14年に知的障害児通園施設「しいのみ学園」園長である昇地三郎氏が、長春大学の招へいにより中国を訪問した際に、当学園の教育方法が紹介され、長春大学より特殊学級の設立・運営にかかる協力要請を受けた。
4.事業の目的
  • 知的障害児への教育の質的向上
  • 特殊学級に対する理解促進
5.対象地域中国吉林省長春市
6.受益者層知的障害児教育関係者
知的障害児及びその家庭
7.活動及び期待される成果
  • 中国の教育者に対する本邦特殊教育研修を行う。
  • 長春市内に特殊学級を設立し、教育カリキュラムを実践する。
  • 専門家派遣による特殊教育指導者の育成を行う。
  • 特殊学級が評価され、他校へ普及される。
8.実施期間2004年6月〜2006年3月(1年9ヶ月)
9.事業費第一年次契約金額:6,944千円(精算金額:6,365千円)
10.事業の実施体制実施団体理事長をプロジェクトマネージャーとして、本邦での教員研修においては、しいのみ学園・山口大学教育学部や小野田市・福岡市内の養護学校・学級が受け入れ先となる。事業対象地である長春市開放大路小学校へは、実施団体及びしいのみ学園関係者から専門家を派遣し、長春大学特殊教育学院が現地での学校運営活動の取りまとめを行う。
II. 実施団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 九州アジア記者クラブ
2.活動内容本来は地域の情報発掘と提供を主にしているが、本邦研修受け入れ先のしいのみ学園園長である昇地氏の特殊教育活動を支援、広報に努めている。
3.対象国との関係、協力実績しいのみ学園の昇地氏の中国における教育指導活動に随行し、長春大学等の現地の教育関係者との交流を深めてきた。