草の根協力支援型

平成21年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名中華人民共和国
2.事業名大連周辺都市水道人材育成技術協力事業
3.事業の背景と必要性

大連市周辺都市では、現在も水道普及率の低さや40%にもなる水道水の漏水率、及び浄水処理技術の問題等多くの課題を抱え、その運営に苦慮している。

特に漏水率の高さは、貴重な水道水源の浪費やエネルギーの損失に繋がり、環境問題としても早急に対処する必要がある。

この様な状況のもと、大連市周辺の3都市での漏水防止対策技術や浄水処理技術についての協力が強く求められたことから、財団法人 北九州上下水道協会は、大連市自来水集団有限公司と協働し、技術協力事業を行うことにした。

4.事業の目的漏水対策及び浄水処理に関する技術移転を行い、水道技術に関する人材を育成する。又、基本的な改善事業、整備計画を策定する。
5.対象地域瓦房店市、普蘭店市、経済技術開発区
6.受益者層
  1. 瓦房店市自來水公司・普蘭店市自來水公司・経済技術開発区自來水公司の職員
  2. 瓦房店市民(給水人口30万人)、普蘭店市民(給水人口19万人)、経済技術開発区(給水人口36万人)
7.活動及び期待される成果
  • 漏水、浄水処理、水質についての研修や日本及び北九州市水道局の実例紹介。
  • 各自來水公司へのヒアリングや現地調査。
  • モデルブロックでの給水量分析や水質測定実習。
  • 漏水、浄水処理、水質に対する技術力の向上と新しい知識の習得及び各自來水の課題が整理され、改善や整備計画が策定される。
8.実施期間2010年4月〜2013年3月(3年間)
9.事業費9,999千円(予定)
10.事業の実施体制毎年40〜50日間、大連市周辺都市に専門家を派遣し、直接技術指導を行う。残りの期間は日本より大連自來水公司の職員を通して、事業運営や管理を行う。日本からは当協会内に中国語の堪能な職員を配置して、中国側と意思疎通を図りながら事業管理を行うことを考えている。
II.実施団体の概要
1.団体名財団法人 北九州上下水道協会
2.活動内容
  • 上下水道の普及発展及び生活環境の改善に寄与する事業
  • 上下水道の受託事業
3.対象国との関係、協力実績

北九州市水道局は大連市自來水集団有限公司と10年来技術交流事業を行っている。当協会には技術交流事業に携わった職員が多数在職しており、中国側に知己も多い。

平成20年度には草の根技術協力事業(地域提案型)の「中国国内技術協力のための大連水道人材育成」事業の実施団体として、中国大連市自來水公司との専門家派遣や受入れ研修を実施して来た。

平成21年度からは3年間の予定で、大連市自來水公司職員を単独事業で受入れ研修を実施する。