草の根協力支援型

平成20年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名中華人民共和国
2.事業名河北省における自閉症児教育教員養成支援プロジェクト
3.事業の背景と必要性中国には、約1,300万人の自閉症児がいると思われるが、膨大な自閉症児者を有しながらも、自閉症児への理解不足から実情に即した教育機会の提供が立ち遅れている。特に自閉症児の早期療育・就学前教育は民間の療育施設に頼っているのが現状である。最近では就学できたとしても教師が対応できず、就学児の問題行動など二次的障害が増えつつある。自閉症児の親や施設のスタッフ、施設のニーズを調査してきた結果、自閉症に関する知識の普及や、施設職員や教師の専門性向上が強く求められていることが分かった。本事業では、自閉症児療育の専門家不足のニーズに応えるため、教員を養成・育成し、実際に自閉症児を学校に受け入れる療育課程設置を通じた教師の育成を図り、実践成果を対外的に発信していくこととなった。
4.プロジェクト目標自閉症療育に関する専門的知識を持つ教員が育成され、一部の研修を受けた教員により自閉症児童の就学が実践的に始まり、ネットワークを通じて実践研究結果が広がる。
5.対象地域中華人民共和国 河北省を中心とした地域
6.受益者層(ターゲットグループ)特殊学校などの教員
7.期待される成果及び活動

<成果>

  1. 自閉症療育の専門知識を持つ教員を養成される。
  2. 秦皇島特殊学校において、自閉症療育の教育課程が設置される。
  3. 自閉症療育に関わる専門家のネットワークが構築され、自閉症療育に関する広報活動が強化される。

<活動>

  1. 秦皇島特殊学校(特別支援学校)での講義
  2. 臨床指導
  3. 日中美谷福祉協会での本邦研修臨床指導
8.実施期間2010年4月〜2013年3月(3年)
9.事業費概算額10,000千円
10.事業の実施体制日中美谷福祉協会
河北省秦皇島特殊学校
II.応募団体の概要
1.団体名日中美谷福祉協会
2.活動内容2004年から中国における自閉症児施設との交流、自閉症児療育事業の支援に関わり、研修などを行っている。中国からは関係者を招待し、日本での研修も実施している。