草の根協力支援型

平成24年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1. 対象国名 中華人民共和国
2.事業名 地域密着型自然学校づくりのための人材育成およびネットワーク形成プロジェクト:地域住民の参加を促進する地域拠点の形成に向けて
3.事業の背景と必要性 中国では持続可能な開発を求めるには、住民による地域コミュニティの形成が不可欠である。環境NGOを中心とした現在の「啓蒙的・教育的」な取り組みは、「上から目線」「よそ者目線」にとどまりがちであり、住民に地域環境と生活環境を考え、議論し、実践していく場と仕組みを提供するのに至らない。住民参加のツールと場として、地域活性化においてすぐれたノウハウを有する日本型自然学校の仕組みを導入した中国の地域密着型自然学校が有効である。地域密着型自然学校のモデル校を創出するための人材育成と、継続的な人材育成を可能にし、自然学校を普及させていくためのネットワークづくりが第一歩として求められる。
4.プロジェクト目標 住民が地域の問題を考え、実践する民間の仕組みとしての地域密着型自然学校のモデル校とそのサポート体制ができる。
5.対象地域 中国北京市、上海市、四川省、雲南省、青海省、チベット自治区、陝西省にある候補地のうち5ヵ所
6.受益者層
(ターゲットグループ)
このプロジェクトの実施に直接参加できる中国の自然学校運営希望者、自然学校に関心を持つ人、自然学校が提供するプログラムに参加する参加者および地域住民、合計3,700人以上。
7.期待される成果及び活動 〈成果〉
成果1.汎用性のある自然学校プログラム研修教材と自然学校マネジメント研修教材ができる。
成果2.地域コーディネーターを育成し、自然学校を運営するチームができ、継続的にプログラムを運営している。
成果3.地域の特徴を生かした個々の自然学校のプログラムができる。
成果4.「中国自然学校支援ネットワーク」が設立され、機能する。
〈活動〉
活動1-1:教材に関するニーズと要望を収集し中国語版自然学校マネジメント研修教材を作成する。
活動1-2:自然学校プログラム研修教材を完成させる。
活動1-3:上記二種類の教材を中国語に翻訳する。
活動2-1:地域コーディネーターを育成する。
活動3-1:来日インターンシップ中に、プログラム作りの実習。
活動3-2:プロジェクト2年目と3年目にプログラムの検証と改良。
活動4-1:毎年主な関係者と専門家による来日研修を実施し、中国で全国ネットワーキング会議とワークショップを実施する。中国全国自然学校支援ネットワーク事務局の組織化を促進する。
活動4-2:常態化が可能な自然学校人材研修コースの開発。
8.実施期間 2012年11月から2015年10月(3年)
9.事業費概算額 24,996千円
10.事業の実施体制 日本エコツーリズムセンターが実施
中国側カウンターパートは山水生態パートナー自然保護センター
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動促進法人 日本エコツーリズムセンター
2.活動内容 エコツーリズムによる地域活性化のための各種事業(エコツアー、人材育成、広報、企業CSR支援、調査研究など)