草の根協力支援型

平成25年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 フィジー
2.事業名 フィジー・沖縄リハアイランドプロジェクト
3.事業の背景と必要性 フィジーでは、脳卒中や国技であるラグビー等スポーツ負傷によって運動・感覚・認知機能の損傷を受けた理学療法サービスを必要としている患者が多い。また、高血圧や糖尿病等の生活習慣病が深刻な問題となっており、予防の観点からの理学療法も必要とされている。これらの患者の多くは、必要最低限の理学療法サービスを受けられず障害を抱えたまま家庭での生活に支障を来たしており、2次的合併症の発症等が懸念されている。これらの問題を改善するためには、正確な理学療法検査・測定技術を習得し適切な評価に基づいた治療計画を策定できる理学療法士を育成すること、及び受傷から退院まで、退院から家庭復帰までの一貫した治療計画を共有・実践できる、多職種とも連携したチーム医療体制の構築が不可欠である。
本提案事業の実施は、2012年5月に沖縄で開催された「第6回太平洋・島サミット」で採択された「沖縄キズナ宣言」の協力の5つの柱の1つである、保健・教育を含めた社会サービスの提供による持続可能な開発と人間の安全保障の促進に合致し、沖縄県が策定した「沖縄21世紀ビジョン基本計画」における「アジア・太平洋地域への協力・貢献」にも適っている。さらに、国際医療に精通した沖縄医療人材を育成し、地域社会への還元を図る。
4.プロジェクト目標 適切な評価に基づいた治療計画を策定できる理学療法士が育成され、多職種から構成されるチーム医療が実践される。
5.対象地域 首都スバ市
6.受益者層
(ターゲットグループ)
CWM(Colonial War Memorial)病院の理学療法士及びその患者
7.期待されるアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.正確な理学療法検査・測定の技術を習得する
2.検査・測定に基づいた評価の技術を習得する
3.患者ごとの適切な治療計画を策定できる
4.チーム医療を推進するための方策が講じられる
<活動>
1.理学療法検査・測定技術を学ぶ
2.患者に対する評価方法を学ぶ
3.評価結果から得られた問題点を抽出し、治療計画を立案する
4.医者や看護師と治療計画を共有し、多職種とも連携して患者のフォローアップ策を検討・実践する
8.実施期間 2014年6月から2017年2月(2年9ヵ月)
9.事業費概算額 25,000千円
10.事業の実施体制 現地の実施体制:CWM(Colonial War Memorial)病院
国内の実施体制:公益社団法人 沖縄県理学療法士協会(OPTA)
II.応募団体の概要
1.団体名 公益社団法人 沖縄県理学療法士協会
2.活動内容 理学療法士の職業倫理の高揚を図るとともに、理学療法の学術及び技能の向上を推進し、医療・保健・福祉の増進に寄与する。
・2007年JOCV派遣(フィジー)
・2011年短期JOCV派遣(フィジー)
・草の根(地域提案型)「フィジー国理学療法士臨床研修」(2008〜2010)