草の根協力支援型

平成25年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 グアテマラ
2.事業名 世界複合遺産「ティカル国立公園」の保存と活用を通した住民の生活向上支援プロジェクト
3.事業の背景と必要性 世界複合遺産「ティカル国立公園」の観光開発が、周辺のコミュニティ住民の生活向上に結び付いていない。
人類の貴重な世界複合遺産に対して地元住民の帰属意識・所有意識が希薄であり、児童・生徒の教育にも文化資源、自然資源が活用されていない。
4.プロジェクト目標 ティカル国立公園周辺コミュニティの住民が、世界遺産を活用した生活向上のための仕事の基礎を身につける。
5.対象地域 「ティカル国立公園」周辺の3コミュニティ
(ソコツァル、ポルベニール、カオバ)
6.受益者層
(ターゲットグループ)
ティカル国立公園周辺コミュニティの住民
対象人口約4,000人
7.期待されるアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.各対象村において世界遺産の観光客の関心を引く特徴のある民芸品制作が促進される
2. 将来的に世界遺産の文化・自然ガイドとして働くための初歩的知識を身に付ける住民が養成される
3. 地域住民が世界遺産の重要性を理解し、かつ遺跡や遺物の基本的な修復保存技術を獲得する
<活動>
1-1 ティカルを利用して各村に特色ある民芸品制作の資源調査を行う
1-2 民芸品制作のアイディアについて、各村の地域住民と検討する
1-3 地域住民に対し民芸品制作のための技能研修を定期的に実施する
1-4 住民が制作した民芸品の展示場を「文化遺産保存研究センター」に設ける
1-5 国立公園の既存の施設内に観光客への販売スペースを設け販売する
1-6 各村において民芸品制作グループを作り、継続して製作する仕組みを整える
2-1 将来において文化ガイドの仕事を志望する住民に対し、基礎的研修を実施する
2-2 将来において自然ガイドの仕事を志望する住民に対し、基礎的研修を実施する
3-1 地域の児童・親が文化遺産・自然遺産の重要性を理解するための「野外体験教育」を実施する
3-2 地域住民に対し、ティカルでの修復保存作業への参加を通した遺跡の基礎的な修復保存の技能研修を実施する
8.実施期間 2014年6月〜2017年3月(2年10ヵ月)
9.事業費概算額 24,455千円
10.事業の実施体制 金沢大学(人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター)を日本側の実施主体として、現地側カウンターパートをティカル国立公園とする。さらに、地元住民組織代表として周辺村落のコミュニティ開発評議会、村落自治評議会の代表の参加を得て事業を実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名 国立大学法人金沢大学
2.活動内容 1862年に創基、1949年に設置された国立総合大学。研究、教育(人材育成)、社会貢献を主要活動とする。学生数10,330人、専任教職員数2,632人。