草の根協力支援型

2016年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 インドネシア
2.事業名 インドネシア中部ジャワ州の幼児教育におけるインクルーシブ教育実践モデル形成事業
3.事業の背景と必要性 インドネシアは近年の急速な経済的発展により教育施策が充実し、学齢期以降のインクルーシブ教育の制度化が始まった。しかし根強い「障害の分離意識」が存在し障害児の就学前教育的支援は未整備である。インドネシアが打ち出したナショナル・グランドデザインでは幼児教育を重要視しており、質の向上のために就学前インクルーシブ教育は必須であると考える。本事業はCBR‐DTCとCERCの協働により、幼稚園に適用する「インクルーシブ教育実践モデル」を形成することを目的としている。この取り組みがモデルとなり、事業対象外幼稚園に普及されることを期待している。
4.プロジェクト目標 カランガニャール県3郡内の6幼稚園において、地域住民の障害理解が増し、「インクルーシブ教育実践モデル」が形成される。
5.対象地域 中部ジャワ州カランガニャール県3郡(チョロマドゥ郡、カランガニャール郡、タシクマドゥ郡)
6.本事業の対象となる人々 インドネシア中部ジャワ州カランガニャール県3郡内6幼稚園
直接裨益者32名:県と郡の幼児教育担当官、郡の幼児教育監督官、特別支援学校教師、幼稚園園長、幼稚園教師、CBR発達支援チーム(PT,OT,ST等)
間接裨益者:幼稚園園児(300)、幼稚園園児の家族(300)、村民(37,000)
7.事業活動と期待される変化 <活動>
1, CERCとCBR発達支援チームによる、地方教育行政及び幼稚園園長との協議、研修会の実施、幼稚園の選定、訪問助言
2, CERCによる、CBR発達支援グループと幼稚園教師に対する「インクルーシブ教育」実技講習・研修会の実施、Storybook Curriculumの実践支援、指導助言、OJT
3, CBR発達支援チームによる、対象地域住民との協力関係構築、障害を持つ子どものいる家庭への支援、住民に対する調査及び「インクルーシブ教育」研修会の実施、広報活動
4, 研修会、養成講座、実践発表会の実施、「インクルーシブ教育実践マニュアル」作成及び配布、事業報告書の県幼児教育行政官への提出、継続の提言
<期待される変化>
1, 「インクルーシブ教育実践モデル」を理解し実践する「制度運営管理者」が育成される。
2, 幼児期の「インクルーシブ教育」を実践できる人材が育成される。
3, 地域住民の、「インクルーシブ教育」への理解が向上する。
4, 本事業の「インクルーシブ教育実践モデル」が整備される。
8.実施期間 (西暦)2017年4月3日〜2019年4月30日(25ヶ月)
9.事業費概算額 9,984千円
10.事業の実施体制 ・インドネシアCBR-DTCより現地担当従事者4名(事業調整員1名、フィールドワーカー兼発達支援員3名)研修時に現地講師若干名。
・日本CERCからは事業管理者兼講師1名を定期的に配置、専門技術移転のために研修講師3名、事業評価者2名を短期に派遣。
II.提案団体の概要
1.団体名 一般社団法人子ども支援チェルク(CERC Japan)
2.活動内容 子どもの支援、教育研修、人材育成、調査研究、国際貢献に関わる事業