草の根協力支援型

平成21年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名ケニア
2.事業名視覚障害者に対する日本式あん摩応用技術と理論講習
3.事業の背景と必要性

アジア・アフリカ諸国では、視覚障害者の自立を支援する制度が整っていない国も多く、多くの視覚障害者は自立への意志を持ちながら、家族の援助に頼るしかないのが実情である。

当団体では、1996年よりケニアからの3名の盲留学生受入れをきっかけにケニアの視覚障害者があん摩技術を習得することは経済的自立手段として大変有効であると考え、2004年JICA草の根協力支援型での先行プロジェクトで、あん摩技術の第一段階として「全身あん摩技術」の講習を実施した。今回は、技術の裏付けとなる基礎的な医学知識や技術の次段階として「応用あん摩技術」、さらに治療所の開設を目標にしたサービス業の心得、技術などの講習を予定している。

ケニア社会で「あん摩」が視覚障害者の職業として認知されていくためには、受講生たちがより高度な技術をもって市場に出、さらに、ケニアで次世代のあん摩技術の指導者となれることで、技術移転は成され、視覚障害者の自立も実現できると考える。

4.事業の目的あん摩技術をもって自立できる視覚障害者を育てること。
5.対象地域ケニア共和国ナイロビ
6.受益者層先行プロジェクト修了生10名及び国立マチャコス視覚障害者技術訓練校あん摩コース修了生
7.活動及び期待される成果

様々な症例に応じた適切な施術をするための「応用あん摩技術」とその理論的裏付けとなる基礎的な医学知識・あん摩師としてサービス業にあたるための心得、治療所開設、運営等に係る基本的なことがらについての講習を行う。

それによって受講生が被施術者の症状から施術の可否を適切に判断し、症状に応じた治療を行い、市場に出て行くための基本を学び、実際に経済的自立が可能になる。

8.実施期間2009年6月〜2012年4月(2年11ヵ月間)
9.事業費9,997千円(予定)
10.事業の実施体制

当協会が講師の人選・派遣・現地での講習を実施する。

現地ではNGO団体SALU SOCULI KENYAが講習生への連絡・会場確保・現地関係機関との連絡調整に当たる。

II.実施団体の概要
1.団体名NPO法人 視覚障害者国際協力協会
2.活動内容アジア・アフリカ諸国の視覚障害者の経済的自立を支援するためにあん摩技術を伝える。
3.対象国との関係、協力実績

1996年より3名の盲留学生を受入れ。

1999年・2002年に、はりとあん摩のデモンストレーション、2004年から現在まであん摩技術講習会を実施している。