草の根協力支援型

2015年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ケニア共和国
2.事業名 ケニア国における医療検査診断技術向上プロジェクト
3.事業の背景と必要性 ケニア共和国に於ける医療・保健・福祉レベル(設備・技術・教育レベル等ハード面ソフト面双方において)は、日本と比較するとはるかに低水準である(10年前からケニア訪問を行い、ケニア各地における医療行政や病院等の医療・福祉・保健の状況を視察)。首都であるナイロビ市内の公立病院に於いてでさえ、未だに先進国並みの医療機器・医療技術や医療制度は十分に整備されていない。また、医療者として患者への接遇(配慮)、安全、安心な医療提供が乏しい現状であり、意識改革が必要である。そこで、事業終了後もケニア人医療従事者が主体性を持って活動を継続できるよう、ケニア人医療従事者の要望に応じた活動を実施することで、医療環境改善の重要性を理解してもらい、意識改革に繋げていくものである。ひいては、ナイロビ市内及び周辺住民に質の高い医療検査・診断の提供が可能となり得る。
4.プロジェクト目標 ケニヤッタ病院及び周辺医療施設の医療従事者の医療サービス質向上に関する意識が改革される。
5.対象地域 ナイロビ市内
6.受益者層(ターゲットグループ) ケニヤッタ国立病院と周辺医療施設の医療従事者約100人
7.生み出すべきアウトプット及び活動 <アウトプット>
0.講習会のプログラム(立案、実行、改善含む)が構築される。
1.講習会で取り上げられた内容に関する技術力(排泄ケア・清潔ケア等)が向上する。
2.講習会に参加したケニア人医療技術者に日本の医療技術が周知される。
3.国際協力に対する理解が進む
<活動>
0-1 日本より医療従事者を派遣し、ケニアに於ける医療従事者の現状のレベルを把握、分析する。
0-2 上記結果に基づいて、講習会を立案、実行、改善する。
1-1 日本人医師が、ケニア人消化器科医師に、上下部消化管トレーニングシミュレーター(当法人所有)を使用して、講習会を行う。
1-2 日本人看護師が、ケニヤッタ国立病院及び周辺医療施設の看護師に、安楽なおむつ交換方法の講習会を実施する。
1-3 日本人セラピストが、ケニヤッタ国立病院及び周辺医療施設の看護師及びセラピストに、車椅子への安全な移乗の講習会を実施する。
1-4 日本人臨床工学技士が、ケニヤッタ国立病院及び周辺医療施設の医療従事者(主に透析専門看護師)に、透析技術の講習会を実施する。
2-1 本邦研修を実施する。
2-2 テーマ別の講習会を自身で実施する。
3-1 日本国内でケニア活動報告会を実施する。
8.実施期間 2016年6月~2019年5月(3年0ヵ月)
9.事業費概算額 約9,983千円
10.事業の実施体制 ・相手国協力機関:ケニヤッタ国立病院
・当団体の人員配置・連絡体制:プロジェクトマネージャー及びプロジェクトサブマネージャーを定期的に配置。また、現地調整員1名、国内現地業務調整員:1名、国内会計・調整・事務担当1名の他、協力医療機関より現地教育、国内教育担当として6名交代で配置。
II.応募団体の概要
1.団体名 一般社団法人 共生の会
2.活動内容 障害福祉サービス事業、障害児通所サービス事業、介護サービス事業(通所介護・介護予防通所介護) 開発途上国における医療・保健・福祉環境改善事業。