草の根協力支援型

2014年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ラオス人民民主共和国
2.事業名 ラオラオ酒協同組合結成によるアタプー県共同体機能強化支援事業
3.事業の背景と必要性 (1)ラオスは、東南アジアに位置する人口約650万人の国である。アジア最貧国のひとつであり、対象地域のサーイ村はラオス政府から貧困村の一つに挙げられ、生計向上は喫緊の課題である。
(2)主食の米価格はタイに比べ50〜80%であり、米加工品に適した環境だが、ラオスで製造されている「ラオラオ酒」の製造は、品質は低く、個人での製造販売のため、技術革新が見込めず、売価も低く取引されている現状がある。
(3)今から600年ほど前にラオスより伝わったラオラオ酒が沖縄では泡盛に進化を遂げ、200億円余りの産業に発展している。この間、培ったノウハウはラオラオ酒のブランド化を手助けすることが出来、市場拡大に貢献できる
(4)「ラオラオ酒」女性生産者の組織化と品質改善を支援することで、地域の特産品としてのブランド化を図り、将来的には「ラオラオ酒」の収入増、女性のマネジメント力アップと村での地位向上へ発展する素地になると考える。
4.プロジェクト目標 サーイ村のラオラオ酒共同出荷場が持続的に運営される基盤が整う。
5.対象地域 アタプー県サイセッタ郡 サーイ村
6.受益者層 ラオラオ生産者グループ 約40世帯(直接受益)
サーイ村女性同盟全メンバー、ワッター村コメ生産者(間接受益)
7.期待されるアウトプット及び活動

<アウトプット>
1.ラオラオ酒工場(共同出荷場)が設置され、商品が生産される。
2.ラオラオ酒生産者を主体とした協同組合が設立・運営される。
3.国内外の市場が開拓される。

<活動>
1-1. ラオラオ酒の工場を建設する。(作業場、トイレ、事務所含む)
1-2. 工場内の資機材を調達、設置する。(タンク、ラベリングマシーン、充填機、その他)
1-3. 安全管理や機材のメンテナンス、工場運営等、ラオラオ酒生産に関する技術研修を実施する。
1-4. ラオス国外での研修を実施し、ラオラオ酒生産などに関する理解を深める。
1-5. 品質管理や安全管理などの各種マニュアルを作成する。
2-1. 国外研修にて、組合員が協同組合の理念や仕組みなどを学ぶ。
2-2. サーイ村ラオラオ酒協同組合の理念、定款(創業マニュアル)を策定する。
2-3. 組合運営に必要な会計、営業、商品開発などの研修を実施する。
2-4. 年間計画(販売計画、出荷計画など)を作成する。(アウトプット3の活動で計画を実施。
3-1. 市場開拓、販路拡大に関する概念を専門家による研修やワークショップにて学ぶ。
3-2. ラオラオ酒の伝統的な技術・手法を調査し、商品開発に活かす。
3-3. 商品のニーズ調査を実施し、これに基づいたサンプルを作成する。
3-4. 日本人専門家によるマーケティングスキル向上の研修を実施する。
3-5. 商品を出荷する。

8.実施期間 2017年4月〜2020年3月(3年間)
9.事業費概算額 24,994,440円
10.事業の実施体制 〈日本側〉
実施団体:コープおきなわ
〈ラオス側〉
アタプー県商業工業局、サイセッタ郡商業工業局
サーイ村ラオラオ酒生産者グループ
II.提案団体の概要
1.団体名 生活協同組合 コープおきなわ
2.活動内容 営利を目的とせず、組合員の生産・生活の向上を目的とし、事業と運動の側面から地域社会や組合員に貢献する。