草の根協力支援型

平成25年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 モンゴル
2.事業名 モンゴル国寒冷地における建設工事の安全施工管理技術の向上プロジェクト
3.事業の背景と必要性 モンゴルは近年の経済発展及び都市部の人口集中により、インフラ整備や建築工事が急速に進められている。
しかし、冬期の厳しい気象条件により、建設適期は4月〜10月までの約7ヵ月しかなく、この間に工事を集中して施工しなければならない状況にあることから、施設の品質の低下や労働災害が多発する一因となっている。特に、最近では労働者のみならず市民を巻き込んだ死亡事故が多発しており、モンゴルの住民から建設工事における安全対策の徹底が求められている。
4.プロジェクト目標 寒冷地における建設工事の安全施工管理技術の向上
5.対象地域 モンゴル(ウランバートル市)
6.受益者層 モンゴル建設業協会会員企業120社に所属する建設技術者、職長 200名〜300名を予定
  • 建設技術者とは、工事現場の運営、取り締まり、施工計画や工程管理など、その工事現場における施工の技術上の管理を行うもの。
  • 職長とは現場従事者(建設労働者)のリーダー的存在
    ※講習、研修の受講は、職長は建設技術者の推薦が必要。
7.期待されるアウトプット及び活動 <アウトプット>
1.モンゴル建設業協会の安全施工管理に関する活動が強化される
2.建設現場従事者の危険予知訓練(KYT)が実施される
3.モンゴル建設業協会の会員企業毎で社内安全施工管理パトロールが実施される。
<活動>
(1)-1 モンゴル建設業協会が策定した安全施工管理計画について分析する。
(1)-2 モンゴル建設業協会の安全施工管理に関する課題とその対応について検討する。
(1)-3 モンゴル建設業協会と共同で労働災害に関するテキストを作成する。
(1)-4 テキストを利用し、安全施工管理講習会を実施する。
(2)-1 寒冷地における厳しい施工工程での安全施工管理について意見交換を行う。
(2)-2 通常期及び寒冷期の建設工事における危険要因を抽出する。
(2)-3 抽出した危険要因に対応した日本における安全対策事例を紹介する資料を作成する。
(2)-4 モンゴル建設業協会と共同で実地研修用サンプル工事の危険予知レポートを作成する。
(2)-5 モンゴルの実地研修用サンプル工事で実地研修を行う。
(3)-1 モンゴル建設業協会会員企業が安全施工管理パトロール計画を作成するにあたり、道内企業の事例を提供し助言する。
(3)-2 (3)-1で作成した計画に基づき、安全施工管理パトロールを実施する。
(3)-3 実際の建設現場で危険を回避する安全対策が図られているかモンゴル建設業協会と共同で成果を確認するとともに、必要に応じて助言する。
8.実施期間 2013年11月から2015年9月(1年11ヶ月)
9.事業費 24,966千円
10.事業の実施体制
(一社)北海道建設業協会
技術者受入、技術者派遣
(一財)北海道建設技術センター
研修、講習の企画立案、事務手続き全般
モンゴル建設業協会
研修・講習の手配及び調整、参会者等の集約
技術者派遣選定、研修等参加者へのアンケート調査
現地で必要な手続き全般
II.応募団体の概要
1.団体名 一般財団法人 北海道建設技術センター
一般社団法人 北海道建設業協会
2.活動内容 一般財団法人 北海道建設技術センター
1.建設技術等に関する研修及び国際交流事業
2.建設事業に関する調査研究及び広報事業
3.建設事業に関する発注者支援事業
4.建設事業に関する電子情報化促進事業
5.建設産業の振興に関する事業
6.その他目的を達成するために必要な事業
一般社団法人 北海道建設業協会
1.建設業の技術及び経営の改善に関する調査研究、指導及び奨励
2.建設業に関する法制及び施策の調査研究
3.建設業に関する情報、資料及び知識の収集、交換並びに提供
4.建設業の社会的使命の重要性並びに地位向上に関する宣伝、 啓発及び指導
5.建設業の組織する全国及び地方の団体との連絡提携の強化
6.関係機関及び団体等への要望、交渉、連絡並びに提携
7.建設労働災害並びに交通事故の防止対策
8.その他本協会の目的を達成するために必要な事業