草の根協力支援型

2016年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 モンゴル
2.事業名 モンゴル国乳幼児のむし歯予防
3.事業の背景と必要性 モンゴルでは近年、特に都市部において、子どものむし歯が爆発的に増加、“むし歯の洪水時代”となっている。小児むし歯の蔓延は、歯痛や噛めないなどの症状により、小児の生活の質(QOL)を低下させているとともに、永久歯のむし歯の発生、歯列・咬合の不正を多発させており、子どものむし歯を抑制・予防することがモンゴル国の喫緊の課題となっている。
4.プロジェクト目標 Ulaanbaatar市Bayanzurkh地区18Khorooの就学前小児歯科健康診査システムが定着し、むし歯罹患者率が10~15%減少する。
5.対象地域 Ulaanbaatar市Bayanzurkh地区18Khoroo
6.本事業の対象となる人々 直接受益者:Bayanzurkh地区18Khorooの歯科医師と乳幼児の保護者
間接受益者:Bayanzurkh地区18Khorooの乳幼児
7.事業活動と期待される変化 <活動>
1.本邦研修により、モンゴル人歯科医師が乳幼児歯科検診の技術と知見を得る。
2.日本人歯科医師を派遣し、現地にてモンゴル人歯科医師がOJT形式の乳幼児歯科検診を行う。
3.保護者等へ乳幼児のむし歯予防啓発活動を行う。
4.日本国内および現地で広報活動を行う。
<期待される変化>
1.現地の歯科医師が乳歯むし歯の悪影響を知り、保護者に持続可能なむし歯予防の方法について教育できる。
2.保護者が教えられたむし歯予防法を理解し、実施できる。
3.現地歯科医師と保護者とが共に小児むし歯予防の重要性ならびに定期的歯科健診の需要性を知っている。
4.広報計画(現地・国内)および国内市民へのアプローチ<
8.実施期間 2017年10月~2019年12月(2年2ヵ月)
9.事業費概算額 9,996千円
10.事業の実施体制 10年の長きにわたり、モンゴルの歯科医療の向上に貢献してきたプロジェクトマネジャーと実施団体が、その活動の中で信頼関係を築いたモンゴル歯科医師会は、モンゴルの歯科医療を統括する機関である。
これをC/Pとし、そのアドバイスに従って選定した対象地のKhoroo長および歯科医師との協同事業として実施する。
プロジェクトマネジャーが名誉教授をつとめる徳島大学の、大学院在籍モンゴル人歯科医師とともに、保護者教育用資料、口腔衛生習慣調査用紙、口腔診査用紙を作成する。
II.提案団体の概要
1.団体名 徳島モンゴル医療交流協会
2.活動内容 徳島からモンゴルへ医師・歯科医師等の派遣(指導)、モンゴルから徳島へ医師・歯科医師等の受け入れ(研修)ほか、徳島県の産官学が連携して、徳島とモンゴルの医療交流を推進する。