草の根協力支援型

2016年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 ミャンマー
2.事業名 ミャンマー・マンダレー市アマラプラータウンシップにおける伝統織物の振興のための指導者の技術向上支援事業
3.事業の背景と必要性 アマラプラー地区はミャンマーの織物産業の中心地域であり、手織の工房が残っており、織物を生業とする人々が多く暮らしている。手織りは伝統的な織り方やデザインで製造しており、生産性が悪いため近年は減少傾向にある。
ミャンマー国内の需要はもとより、有望な輸出産品にもなりうる織物は、技術の向上とさらなる発展が必要不可欠である。
織物の教育機関として、マンダレーに政府直轄のサウンダース織物学校アマラプラー本校がある。サウンダース織物学校は1914年に創立され、政府により運営されて、ミャンマー全国に13校の分校を有している。
ミャンマーにおいて学校は指導的な立場にあり、伝統織物の継続と技術向上指導の役割を担っているため、技術取得のための支援を切望している。
織物学校において教師が草木染や織物の日本の専門家による技術指導を受けることができれば、技術向上や品質向上を達成することが可能になる。その後、開発品を日本の市場で評価を得る方法により、教師のスキルアップが図られる。またテキストを作成し普及させることにより、若手や地域の技術力向上の役割を果たすことができる。
4.プロジェクト目標 織物学校の教師の手織技術のスキルが向上するとともに、教育プログラムが確立される。
5.対象地域 ミャンマー連邦共和国 マンダレー市アマラプラータウンシップ
6.受益者層 直接受益者:サウンダース織物学校アマラプラー本校の教師 約20名
間接受益者:サウンダース織物学校アマラプラー本校の生徒 約30名
7.事業活動と期待される変化

<活動>
1、手織り技術に係る予備調査結果を踏まえ、指導者育成計画が作成される。
2、織物学校の教師が織物の応用技術やデザインを身につける。
3、手織り技術の教育プログラムが策定される。

<期待される変化>
1、予備調査結果報告書及び指導者育成計画の作成
2、技術レベルの向上及びデザインへの理解度
3、テキストの作成及び教育プログラムの策定

8.実施期間 2017年5月〜2018年10月(1年5ヵ月)
9.事業費 9,419千円
10.事業の実施体制 カウンターパートはミャンマー政府Small Scale Industry Department(SSID)。
サウンダース織物学校や織物工房の監督官庁である。当NPOとは8年にわたって関係があるほか、MOU締結やミシンの寄贈で2015年以降協議を重ねている。本事業の実施に際してはSSIDとプロジェクトマネージャーが共同でプロジェクトを実施管理する。
II.応募団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 アジアクラフトリンク
2.活動内容 一村一品運動を通して、現地品を高付加価値品として開発し、フェアトレードを通して世界に紹介する。この活動を通して人材を育て、現地の産業振興を支援することで現地の人々の自立を目指す。