I. 提案事業の概要 | |
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1.国名 | ネパール |
2.事業名 | カスキ郡ニルマルポカリ村コーヒー栽培による農業開発計画 |
3.事業の背景と必要性 | 対象地域であるニルマルポカリ村は、現金収入を得られる商品作物が栽培されにくい土地柄であるため、多くの住民は貧しい生活を余儀なくされ、子供たちも十分な教育を受けられる状況ではなかった。提案団体は、1998年4月からニルマルポカリ村の村民との交流を通して児童教育支援を行いながら、学校及び村全体が自立するための方法を模索し、どのような農作物が栽培可能か研究し、現金収入を可能にすることを試みたが、成功には至らなかった。 |
4.事業の目的 |
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5.対象地域 | カスキ郡ニルマルポカリ村 |
6.受益者層 | ニルマルポカリ村の約1,000世帯の農民 |
7.活動及び期待される成果 | 1-1.事業終了時の達成目標
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8.実施期間 | 2005年8月〜2008年7月(3年間) |
9.事業費 | 第一年次契約金額:3,804千円 |
10.事業の実施体制 | 【日本側】 提案団体が資金管理、事務処理を行う。ネパールにネパール人スタッフを常駐させ、現場での進行、全ての調整を行う。 【相手国側】 ネパール、ニルマルポカリ村コーヒー開発委員会をSWC(社会福祉評議会)に登録し、ネパールサイドの資金管理とコーヒーの技術指導やセミナーについて企画実行する。 |
II. 実施団体の概要 | |
1.団体名 | 特定非営利活動法人 福岡ネパール児童教育振興会 |
2.活動内容 | ネパールの児童教育支援、ネパールに関する情報収集や提供、留学生との交流事業の実施など。 |
3.対象国との関係、協力実績 | 提案団体発足以来、7年にわたってニルマルポカリ村での学校施設整備、学校運営に対して協力を行い、信頼関係を築き上げてきた。 更に年に数回のネパール訪問を通じ、日本大使館、JICAスタッフ、ネパールの要人など知合いも増加し、情報収集・提供などの相互関係も深まっている。 |