草の根協力支援型

2017年度第2回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1. 国名 ネパール連邦民主共和国
2. 事業名 学校における防災をテーマとしたクラブ活動の推進支援事業
3. 事業の背景と必要性 2017年度草の根技術協力支援型で、ネパール・カトマンズ盆地を対象に防災教育支援事業を実施した。事業を進めていくなかで、対象の教職員や学校に通う児童、その保護者の地震のメカニズムに関する知識や日ごろからの災害に対する備え、防災に対する意識の欠如が浮き彫りになった。楽しみながら学ぶ防災教育の指導者研修を受けた教職員たちは、児童たちに災害の備えや災害発生時の行動について正しい教育を提供できるようになった。長期的な視点で、国や行政が防災教育普及に取り組んでこなかったことから、この楽しみながら学ぶ防災教育の手法を採用し、定着を図るため、学校の「課外活動」の枠の中での防災をテーマとしたクラブ活動(以下、DRR Club)の推進支援が必要である。
4. プロジェクト目標 カトマンズ盆地内の対象都市の公私立学校の教職員が、各校のDRR Clubの顧問となりクラブメンバーである児童・生徒たちに平常時から防災を学ぶ機会を提供できるようになる。
5. 対象地域 カトマンズ盆地の5都市(バグマティ県カトマンズ郡カトマンズ市、サンクー市、チャンドラギリ市、ラリトプル郡ラリトプル市、バクタプル郡バクタプル市)
6. 受益者層 公私立20校のクラブ顧問となる教職員(36名)およびDRR Club設置校の児童・生徒
7. 活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1. 学校を中心としたDRR Clubのコンセプト・ブランディングが定められ、マニュアル化される。
2. モデル校においてDRR Clubの防災教材や防災体験プログラムの定着が図られる。
3. モデル校においてクラブ顧問となる教職員がクラブメンバーの児童・生徒たちへ適切な指示や指導がされる。
4. モデル校で実施したDRR Clubの取り組みとその成果が、モデル校のある行政の中で防災教育の先駆的な取り組みとして理解されるとともに、対象校以外の学校においても共有される。
<活動>
1. DRR Clubのコンセプト・ブランディングを協議・決定し、防災教材や防災体験プログラムを決定する。また、行政との調整に関する手順や「DRR Clubマニュアル」を計画し作成する。
2. 選定された教材、プログラムを使いクラブ活動のデモンストレーションを実施する。モデル校の学校長、教職員や行政官らが視察する。
3. DRR Clubの運営や活動状況をモニタリングし改善指導を行う。クラブメンバーの習得度を測るアンケートを実施し結果に基づく改善指導案を協議する。事業終了前にクラブメンバーがメンバー以外に日ごろの成果を伝える防災教育プログラムを実施する。
4. 学校教育現場の防災教育活動に対し、支援計画を立てるためにモデル地区の行政やそのほか関係機関と協議する。
8. 実施期間 2019年1月~2020年1月
9.事業費概算額 10,075千円
10. 事業の実施体制 <日本側>実施団体 プラス・アーツ、協力団体 シティネット横浜プロジェクトオフィス
<ネパール側>インフォーマル・セクター・サービス・センター(INSEC)
II.応募団体の概要
1. 団体名 特定非営利活動法人プラス・アーツ
2. 対象国との関係、協力実績 (公財)東芝国際交流財団の海外支援事業にて専門家派遣で現地活動実施。(2015年8月)。草の根技術協力事業(支援型)「教職員を対象とした持続可能な防災教育と教材開発に向けた研修」で現地活動実施。(2016年1月~2017年1月)