草の根協力支援型

平成19年度 採択内定案件

I. 提案事業の概要
1.国名パナマ
2.事業名エコツ−リズムによるAPROVACAの活性化プロジェクト
3.事業の背景と必要性パナマ共和国は南北アメリカ大陸の地狭部にあり、熱帯雨林の中に両大陸起源の動植物が共存し、特異な生態系を構成している。この生態系を保護し、種多様性を保全することは非常に重要である。特に、ランは多数の固有種を含む約1,500種以上が自生している。
エルバジェ・デ・アントン及び周辺自然保護区(以下エルバジェと称す)はエルバジェ火山のカルデラ湖跡にできた直径5kmの盆地で、外輪山Cerro Gaitalは国の自然保護区に指定されている。エルバジェの人口は2,000〜3,000人で、首都パナマシティからアクセスがよく観光客が多く訪れる。
環境に配慮が欠けた急速な開発や熱帯雨林の伐採などで多くのランが絶滅の危機に瀕している。さらに、住民がランを採取、観光客に販売するため絶滅の危機が助長されている。
エルバジェ住民はNPO組織APROVACA(エルバジェ地域ラン栽培者協会)を結成し、ラン採取に代わる職業の探索を行ったが、有効な代替職業は見出せなかった。COSPAはAPROVACAの活動を支援。調査を行ってエルバジェを「ランの里」として整備し、エコツーリズムを推進して、住民の生活向上とランの保護の実現を目指す目標が設定された。
4.事業の目的APROVACAを支援し、エルバジェにエコツーリズムを導入し、野生蘭の保護と住民の生活向上を達成する。
5.対象地域パナマ共和国コクレ県エルバジェ周辺
6.受益者層地域住民組織APROVACA(30家族)
(エコツーリズムによる観光客増加とともにエルバジェ地域住民約2,000名の観光収入増加も見込まれる。)
7.活動及び期待される成果1)APROVACAによりエコツアープロジェクト計画が作成される
2)野性蘭保護センター観光蘭園、エルバジェ蘭の里が整備される
3)エコツアーに必要な人材(ガイド)が養成される
4)エコツアーコースが開発、整備される
8.実施期間2008年5月〜2009年3月(11ヵ月間)
9.事業費10,000千円(予定)
10.事業の実施体制日本側(日本側支援体制、広報等):COSPA
・プロマネは総括すると共にラン栽培の指導を行う。現地調整員、現地連絡員、国内調整員がプロジェクト推進にあたる。
相手国側(相手国実施機関の概要等):APROVACA
II. 実施団体の概要
1.団体名パナマの野生蘭を守る活動(COSPA)
2.活動内容パナマの野生蘭を保護する活動。パナマにおいてAPROVACAの活動を支援し、国内において活動の広報活動を行う。