草の根協力支援型

2015年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 フィリピン
2.事業名 マニラ首都圏低所得者層地域における生活の質改善を目指した糖尿病予防プロジェクト
3.事業の背景と必要性 フィリピンにおける糖尿病の有病率は増加傾向にあり、神経障害を合併している患者も多い。糖尿病はパテロス町での死因第3位(女性では第2位)であり、同町における糖尿病予防は優先的且つ喫緊の課題である。このような状況から、鳥取大学が従来取り組んできた自治体に対する保険教育活動、疫学調査、検診事業、糖尿病保健教育・診療の経験を活用し、同町の課題解決を目指す。
4.プロジェクト目標 患者のリーダー(ピアリーダー)による保健教育活動を通じ、活動に参加する患者の糖尿病に関する指標と生活の質(QOL)とが継続して改善される。
5.対象地域 メトロマニラ パテロス町
6.受益者層(ターゲットグループ) パテロス町の糖尿病患者、糖尿病クリニック
7.生み出すべきアウトプット及び活動

<アウトプット>
1.DAOP(パテロス町糖尿病協会)スタッフとピアリーダーの、糖尿病の自己管理に関する知識や他患者への指導スキルが向上する。
2.活動に参加した患者が、糖尿病の自己管理のために必要な知識、予防のための取り組み、望ましい態度につき、ピアリーダーから習得する。
3.活動に参加した患者の糖尿病に関する指標に改善の兆しが見られる。
4.糖尿病クリニックにおいて糖尿病の重症化を予防するための能力が強化される。

<活動>
1.DAOPスタッフ及びピアリーダー向けカリキュラム及び教材を開発し、研修を実施する。研修後の取り組みをモニタリングする。
2.糖尿病ハンドブックを作成し、患者向け件数を実施する。ピアリーダーが患者向け研修を実施する。患者の自己管理のための態度・知識・行動をモニタリングする。
3.ピアリーダーを選定し、ピアリーダーとDAOPスタッフの能力向上のための活動計画を策定する。

8.実施期間 (西暦)2017年2月〜2020年1月(3年)
9.事業費概算額 9,999千円
10.事業の実施体制 鳥取大学より専門家を派遣し、パテロス町役場、保健所、糖尿病クリニック、DAOP、保健センターと協力してプロジェクトを実施する。
II.提案団体の概要
1.団体名 国立大学法人鳥取大学
2.活動内容 国際協力活動として、フィリピンのエイズ対策、B型・C型肝炎などの血液感染対策、フィリピン医療機関に対する学生の派遣、メキシコの大学等に対する学生の派遣等を行っている。