草の根協力支援型

2016年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ルワンダ共和国
2.事業名 小学校教員の算数指導力向上プロジェクト
3.事業の背景と必要性 ルワンダ(ル国)は科学技術人材育成による社会・経済開発を目指しており、理数科教育の質向上は最重要課題の一つである。しかし、内戦の影響による教員の人材不足や教授言語改正で、教育現場では適切な指導力のある教員が不足している。ル国の小学校教員は全教科を教えることになっているが、算数指導を難しいと感じる教員が多い。
キガリ市郊外キミロンコ地区(キ地区)においても教育の重要性が認識され、地域の学校教育に対する関心・要求が高まっており、地区内小学校11校では算数の成績向上を強く望んでいる。
当会は、キ地区を管轄するガサボ郡役所から本事業実施の推薦状を取得し、2001年から教育支援しているウムチョムィーザ学園小学校(ウ校)の教員とガサボ郡教育行政官を日本に招へいして国内研修を行い、現地でウ校校内研修を重ね、キ地区小学校教員研修を実施することで、キ地区の教員の算数指導力向上を目指すこととした。
ル国では2016年に施行された新カリキュラム普及のために校内研修制度(SBI)を導入したが、校内研修の経験がない多くの学校では取り組みに戸惑いが見られる。本事業は校内研修の構築を目指すものであり、SBI実践の一つのモデルとなり得るものであると考える。
4プロジェクト目標 キ地区の小学校教員の算数指導能力が向上する
5.対象地域 キガリ市ガサボ郡キミロンコ地区
6.本事業の対象となる人々 教育行政官1名、カウンターパート(CP)職員1名、ウ校教員10名、キ地区小学校教員236名
7.事業活動と期待される変化 <活動>
  1. 教育行政官、CP職員及びウ校教員の国内研修を実施する。
  2. ウ校で校内研修を定期的に行い、簡易指導案と教材を開発・作成する。
  3. ウ校で校内研究授業を実施する。
  4. キ地区の小学校教員を対象に地区研修を行う。
<期待される変化>
  1. 教育行政官、CP職員及びウ校の教員の研修運営能力が向上する。
  2. 研修員の研修指導能力が向上し、ウ校教員の算数指導への興味・関心が
  3. 高まる。
  4. ウ校教員の算数指導能力が向上する。
  5. キ地区の小学校教員の算数指導能力が向上する。
8.実施期間 (西暦)2016年11月〜2019年2月(2年4ヵ月)
9.事業費概算額 9,989千円
10.事業の実施体制 カウンターパート現地NGO「ADESOC」と協働して事業を実施。
[日本側]
事業実施:ルワンダの教育を考える会 協力機関:静岡大学教育学部、福島市立清明小学校、教育出版
[ルワンダ側]
事業実施:キミロンコ地区内小学校(ウ校含む)11校 協力機関:キガリ市ガサボ郡役所
II.提案団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人ルワンダの教育を考える会
2.活動内容 ルワンダの経験から学ぶ講演出版活動、異文化理解のイベント事業、ルワンダの教育支援事業、震災復興支援事業