草の根協力支援型

平成19年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名南アフリカ共和国
2.事業名クワズールーナタール州ンドウェドウェ地域の小学校における健康教育と菜園プロジェクト
3.事業の背景と必要性南アフリカでは年々経済格差が拡大している。クワズールーナタール州の7割以上の人口が住む地方の村では未だに電気や水道などのインフラが整備されておらず、産業のない地域のため失業率も50%を越える。貧困層の増大への解決策として畑作りが考えられるが、歴史的、経済的などの理由から農業は活発に行われていない。過去に草の根パートナー型で実施したHIV/AIDSピア教育プロジェクトにおいて、同地域の貧困と貧困が引き起こす様々な問題の悪循環が明らかになり、学校内のみならず地域へのサポートや情報発信が行われる中で、学校菜園プロジェクトの必要性が確認された。
4.事業の目的子供たちが菜園作りの体験を通し基本的な農業の知識を取得し、その技術を活用していくこと、また、保健、衛生、栄養などの基本的な知識を取得することなどによって、地域の子供たちの生活環境と健康状態が改善されることを目的とする。
5.対象地域南アフリカ共和国・クワズールーナタール州・ンドウェドウェ地域
6.受益者層対象校20校生徒約7200人、対象校20校教師−約60人
対象地域ボランティア−約300人、地域住民−約12000人
7.活動及び期待される成果
  1. 対象校20校の教師が農業の基礎的な知識と技術、健康教育に関する知識を習得する。
    ・教材の開発と配布/農具、種の購入/校長および教師への研修
  2. 対象校20校で学校菜園がスタートする
    ・教師は1.の研修で学んだことを生徒や地域のボランティアに指導し、共に菜園の実習を開始する
    ・農業指導員が学校訪問をして技術指導
    ・次シーズンの学校菜園分の種の確保
    ・コミュニティーに種を配布し、家庭菜園作りの促進
  3. 対象校20校で給食の量と質が向上する
    ・学校菜園からの収穫物の給食での利用
    ・給食の重要性と効果的な利用法の指導
  4. 対象校の生徒たちが健康と環境に関する正しい知識と理解を深める
    ・教師は生徒たちに1.の研修で学んだ健康と環境に関する正しい知識と情報を与える
    ・アクションプロジェクト(トイレや学校内の清掃他)の開始
8.実施期間2007年6月〜2009年3月(1年10ヶ月)
9.事業費総額10,000千円(予定)
10.事業の実施体制日本側:アジア・アフリカと共に歩む会(TAAA)
相手国側:Environment and Language Education Trust(ELET)
II.応募団体の概要
1.団体名アジア・アフリカと共に歩む会(TAAA)
2.活動内容
  • 英語本の収集・送付
  • 現地での図書活動の資金援助
  • 中古移動図書館車の収集・整備・輸出・南アフリカ国内での運行支援
  • 講演会、報告会などの開催と会報の発行を通した情報発信
3.対象国との関係、協力実績1992年の発足以来、約31万冊の英語本と26台の移動図書館車を送り、現地教育省やNGOの協力のもと、黒人居住区や地方の黒人居住地域で教育支援活動を実施している。