草の根協力支援型

2016年度第1回 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 タンザニア連合共和国
2.事業名 若年妊娠によるドロップアウトと社会的孤立を予防するための教育支援事業
3.事業の背景と必要性 タンザニアでは、44%の少女が19歳までに最初の妊娠、出産を経験する。若年妊娠は死亡する危険性が高いだけでなく、学校に通っている生徒の場合は強制退学を余儀なくされ、妊娠による退学者数はタンザニア国内で年間8,000人いると報告されている。強制退学となった10代の少女達は両親を頼って生活しているが、学習の遅れやサポートの欠如から出産後に社会復帰して仕事に就く機会を得ることが非常に難しく、貧困状態に陥りやすくなってしまう。
4.プロジェクト目標 若年妊娠予防啓発のプログラムを開発し、コログウェ県の小学校と中等学校に導入・実施することで思春期教育のモデルが形成される
5.対象地域 タンガ州コログウェ県
(コログウェタウン、ルティンディ、マクユニ)
6.受益者層
(ターゲットグループ)
・小学校30校の6,7学年(約5,000人)
・中等学校15校の1,2学年(約4,000人)
・若年妊娠経験者の女性たち
7.生み出すべきアウトプット及び活動 <アウトプット>
1)タンザニア全土で使える小学生・中学生向けの思春期教育プログラムが完成する
2)移動型図書館で学校を巡回する運営体制がコログウェ地区に構築される
3)NRCFの職員が本の貸し出しスキルを身に付ける
4)コログウェ県の学生の思春期教育に対する理解度の状況が把握される
5)若年妊娠によるドロップアウト率の改善が思春期教育によって実現される
<活動>
1-1)聖路加国際大学及びタンザニアの助産師と共に思春期教育プログラム開発のための協議を行う
1-2)保健省・教育省との連携を図り、思春期教育プログラムを展開できる体制を確立する
2-1)小学校・中等学校を対象にプログラムを実施する
3-1)NRCF職員を対象に図書の貸し出し方法を指導し、移動型図書館の運用体制を構築する。
3-2)小学校・中等学校向において図書の貸し出しを実施する
4-1)移動型図書館が巡回する学校の退学率・若年妊娠のデータを収集する
4-2)地域の若年妊娠数を調査する
4-3)地域の若年妊娠者へのインタビューを実施し、当時及び現在の生活状況を調査する
5-1)小学校を対象に意識調査を行い、思春期教育プログラムの効果を図る
5-2)中学生を対象にドロップアウト率調査を行い、思春期教育プログラムの効果を図る
8.実施期間 2017年4月〜2019年9月(2年6ヵ月)
9.事業費概算額 10,000千円
10.事業の実施体制 ・日本人スタッフ4名
(プロジェクトマネージャー、プロジェクト統括、移動図書館プログラム補助、計教育プログラム補助)
・タンザニア人スタッフ3名
(現地統括、ドライバー兼図書館司書、教育プログラム実施)
・現地の若年妊娠経験者 (インタビュー協力・調査補助)
II.提案団体の概要
1.団体名 特定非営利活動法人 Class for Everyone
2.活動内容 アジア・アフリカを中心とした途上国における教育事業を展開する

(注)NRCF=New Rural Children Foundation(現地カウンターパートNGO)