草の根協力支援型

平成21年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名ウズベキスタン
2.事業名Samarqand Paperの復元等の手工芸振興によるサマルカンド郡コニギル村の生活向上計画
3.事業の背景と必要性

サマルカンドは、観光と工芸により振興、生活向上を目指している古都である。ユネスコの世界文化遺産の登録もあり、史跡を中心として観光客が微増の傾向にある。しかし、工芸は、周辺地域や海外からの安価なものに押され衰退の一途をたどっている。これといった産業も無く、人々は、日雇いの賃労やロシア、アメリカ、韓国への出稼ぎで生計を立てている。また、ペレストロイカ後、資本主義に移行したものの、社会のシステムは、旧態依然としたままの部分も多く、海外への移住を口に出す人も多い。

Koni Ghil MEROSサマルカンド工芸協会は、手漉工芸紙を中心とした様々な工芸の復興、振興を目的として作られた。工芸振興の気運や販売の仕組み作りが進めば、工芸活動は、復興し、周辺の人々も含め人々の生活は向上するものと黙々と活動を続けている。

4.事業の目的8世紀に始まるサマルカンドペーパーの復元復興支援をはじめ、様々な工芸の活性化を図り、工芸家、所在地であるコニギル村村民の生活向上を図る。
5.対象地域サマルカンド郡市
6.受益者層
(ターゲットグループ)
MEROS会員の工芸家及びスタッフ(120人)、コニギル村住民(40人)、コニギル村農民(20家族、150人)
7.期待される成果及び活動ユネスコの支援により復元建築された紙漉のための水車小屋改修増築を中心に工芸センターを整備し、ワークショップ研修会を順次行い、活動の拠点化と工芸家の更なる連携を図る。また、既に集客の活動として行っているレストラン事業も充実させ、コニギル村住人の雇用を図り、村で生産される食材の利用。
8.実施期間2010年4月〜2012年10月(2年6ヵ月間)
9.事業費概算額10,000千円
10.事業の実施体制NPO植物資源の力をベースとして、ウズベキスタン国NGO Koni Ghil MEROSをカウンターパートとして、事業を実施する。
II.応募団体の概要
1.団体名特定非営利活動法人 植物資源の力
2.活動内容植物資源を用いた、水俣の海の再生活動、ブラジル国アマゾンエリアにおける環境保全と貧困対策のための活動、環境学習など。
3.対象国との関係、協力実績

2007年7月 熊本県伝統工芸館助成で紙漉き指導を行う。
2008年8〜9月 JICA草の根技術協力事業で専門家派遣。
2009年1月 JICA草の根技術協力事業で研修員受け入れ。