草の根協力支援型

2015年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.対象国名 ベトナム国
2.事業名 ホーチミン市における介護技術普及事業
3.事業の背景と必要性 ベトナムの出生率は、1980年の5.05から2012年の1.77へと大きく少子化が進み、平均寿命も1980年の67.43歳が2012年は75.61歳へと伸び、急速な高齢化の入口にある。老人ホーム等の施設が数えるほどしかないベトナムでは、病院や家族の大きな負担となっており、介護技術的にも十分とはいえない。
まだ「介護」という概念の根づいていないベトナムにおいて本事業を行う事は、大きな意義がある。
4.プロジェクト
目標
ホーチミン市に日本の介護技術を普及させる仕組みをつくって介護技術を持った人材を増やし、介護を必要とする患者のQOLの向上及び介護者の負担軽減を目指す。
5.対象地域 ホーチミン市中心部
6.本事業の対象となる人々(ターゲットグループ) ・介護技術講師(病院、看護学校から選抜)
・ヘルパー養成教室受講生(ヘルパー就労希望の市民)
・家族介護者向けセミナーの受講者(家族の介護をしている市民)
7.アウトプット
および活動
<アウトプット>
1.現地事情に即した介護教材が作成され、介護技術の指導に活かされる。
2.介護技術を教えることができる介護技術指導者が養成される。
3.看護学生対象の介護技術の授業が実施され、介護技術者が増える。
4.家族介護者対象のセミナーにより、介護技術に基づいたケアが広まる。
<活動>
1. カウンターパートおよび協力機関とプロジェクトチームを編成し、研
修プログラムおよびテキストを作成する。
2. 光寿会の運営する特別養護老人ホームに招いて講義・実技演習を行う。
3. 介護技術専門家を現地に派遣し、研修生へのフォローアップをする。
4. NAM SAI GON専門学校において、在学生に対する介護特別授業を行う。
5. THONG NHAT病院で、看護師と家族介護者等ケアに携わる人を対象に、介護技術セミナーを開催する。
8.実施期間 2016年9月〜2018年9月(2年)
9.事業費概算額 9,973千円
10.事業の実施体制 教育省管轄の国立専門学校であり医薬学部看護科を有するNAM SAI GON専門学校をカウンターパートとして指導者養成を図る一方、同専門学校と協力関係にあるTHONG NHAT国立病院とも覚書を交わし、病院において介護技術セミナーを開催する。
II.提案団体の概要
1.団体名 社会福祉法人 光寿会
2.活動内容 高松市内に特別養護老人ホームを開設することを目的として2005年に設立され、「特別養護老人ホームあかね」(60床、職員数87名)の運営と共に、在宅介護・デーサービス・老人介護支援センターの経営も行っている。