草の根協力支援型

2015年度 採択内定案件

I.提案事業の概要
1.国名 ベトナム社会主義共和国
2.事業名 アンザン省における農地の土壌改良と農民所得向上支援パイロットプロジェクト
3.事業の背景と必要性

アンザン省は人口の57%が農業に従事し、省内総生産の29%が農業生産で、主として水田稲作が盛んな地域である。その反面、水稲3期作など土地への負荷が高く、地力の低下と、更には塩類集積土壌が拡大しているなどの課題が深刻化している。
このような現地の課題解決に向け、提案団体はアンザン大学・カントー大学との間で、国際シンポジウム等を相互に開催(2013年8月及び2014年3月)し、対象地域の課題解決に向けた学術的研究成果を積み上げてきた。このような研修成果のもと、ダイズと佐賀大学が商品登録している「バラフ」(アイスプラント)を導入することで、当該地域の課題解決を目指していく。

4.プロジェクト目標 対象地域の問題土壌の拡大防止と改善が進み、生産性が安定することと、その為に栽培する農作物の販売による農家生計が向上する。
5.対象地域 アンザン省チョウタイン県アンチョウ市ホンフー1集落及びトアイソン県ビンタイン社ビンタイン集落
6.本事業の対象となる人々(ターゲットグループ) 研究者、地域行政専門家、農業指導員、2地域住民・農家50世帯
7.事業活動 <活動>
1.地域行政機関・大学等協力機関に導入新規作物に関する高度な栽培知識及び経験を共有する。
2.協力機関の専門家等が作物の生産性と土壌改良効果を正確に収集し、分析できるような訓練を実施する。
3.対象地域の農業生産者が専門家の指導のもとで、適切な栽培技術を習得できるような訓練を実施する。
4.農業生産者と地域行政専門家等が協力し、新規導入作物の商品化・ブランド化を目指した活動を組織する。
8.実施期間 (西暦)2017年5月〜2020年3月(2年11ヵ月)
9.事業費概算額 9,998千円
10.事業の実施体制 佐賀大学農学部が中心となり、プロジェクトマネージャー、土壌、栽培、流通マーケティング、農業経営、地域開発専門家を派遣し、アンザン大学及びアンザン省関連機関のほか、カントー大学等と連携し、現地農民との協働で事業を実施する。
II.実施団体の概要
1.団体名 国立大学法人 佐賀大学農学部
2.活動内容 21世紀の社会的要請に応えるために、創造性豊かな農学分野の専門職業人を養成している。また、グローバル社会で活躍できるバイタリティーあふれる学生の育成と海外諸機関との連携により実践的な国際貢献に取り組んでいる。