地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 ブラジル連邦共和国
2.事業名 社会教育活動施設の子供たちへの教育支援−指導者の資質向上を目指して−
3.事業の背景と必要性 ブラジルでは経済面での発展が進む一方、社会から疎外されてしまっている貧困地域の人々の社会参画が引き続き深刻な問題となっている。特に貧困地域に暮らす子どもたちの教育に関し、子供たちが基礎的な学力を身に付けたり社会人となるための職業的技能を身に付けたりする機会が十分に得られていない。
こうした子供たちの問題に対し、在伯NGOのラル・ファビアノ・デ・クリスト(LFC)は、ブラジル全土で52ヵ所の社会教育活動施設(UPI)を運営し、重要な役割を果たしてきているが、各UPIの指導者の指導力向上と教育内容の充実が課題となっている。
埼玉県教育委員会は、2012年度から3年間、草の根技術協力事業により、リオデジャネイロ市にあるUPIの子供たちへの教育支援を実施した。今回の事業では、この成果をブラジル国内の他のUPIに広められるよう、埼玉県の教育経験を活用し、指導者の資質向上及び自立発展を目指す研修体制を構築する。
4.プロジェクト目標 LFCが企画運営する普及拠点での研修実施体制を整備し、職員の資質向上を図ることにより、各UPIにおける教育内容が充実する。
5.対象地域 ブラジル全土
6.受益者層(人数規模) LFC職員及びUPIの指導者(約1,950名)、及びそこに通う子供たち(約19,000名)
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1 複数のUPIにおいて、情報教育における指導者の指導技術が向上することにより、各UPIの教育内容が充実する。
2 複数のUPIにおいて、表現活動における指導者の指導技術が向上することにより、各UPIの教育内容が充実する。
3 複数のUPIの指導者が、日本の教育や文化に関する理解を深め、教育活動に活かすことにより異文化理解教育が進む。
4 LFCがUPI指導者研修における中核的役割として研修内容を整備し、また指導方法などの情報がコンピュータネットワークを活用して共有されることにより、UPI指導者研修の環境が構築されるとともに、その内容が充実する。
<活動>
(成果1〜3に対する活動)
・埼玉県の教育活動視察及び総合教育センターにおける研修の実施(情報、表現活動等)
・ICTを活用した指導や創作・表現活動に関する教材や指導マニュアルの作成
・UPIにおける日本の教育や文化に関するワークショップの実施
(成果4に対する活動)
・UPI指導者対象の研修実施状況及び研修ニーズに関する調査
・LFCが実施するUPI職員対象の研修計画の作成
・UPIのコンピュータネットワークの構築と活用計画の作成及びUPI間の情報共有
8.実施期間 2014年10月〜2017年3月
9. 事業費概算額 59,595千円
10.事業の実施体制 (全体管理)埼玉県教育局県立学校部高校教育指導課
(企画運営)埼玉県立総合教育センター
II.応募団体の概要
1. 団体名(提案自治体) 埼玉県教育委員会
2. 対象国との関係、協力実績 草の根技術協力事業(地域提案型)「リオデジャネイロ市の貧困地域に暮らす子どもたちへの教育支援事業」(2012年度〜2014年度)を実施。