地域経済活性化特別枠

草の根技術協力(地域経済活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 インドネシア
2.事業名 メダン市における廃棄物管理改善事業
3.事業の背景と必要性 北スマトラ州の州都メダン市では、一日1,300トン廃棄物が排出されているが、リサイクルされることなく全量が最終処分場に搬送されているが、メダン市が所有する最終処分場はオープンダンピング方式で環境への悪影響が懸念されるうえ、余寿命も残り2年と非常に厳しい状況にあり、メダン市長より改善についての協力要請があった。
一方で同市の廃棄物に大量に含まれているパームオイル製造時の副産物であるempty fruit bunch(EFB, 空房)は、一部は燃料及び肥料として利用されているが、肥料としての効果が低く、有効な利用方法が求められている。また工場排水は周辺環境に悪影響を与えており水質改善が求められていることから、廃棄物管理の改善を通じて廃棄物の大幅な減少とともに環境改善を図る。
4.プロジェクト目標 モデル地区において行政の指導の下、廃棄物管理システムを構築して廃棄物のリサイクル・減量化を進める。
5.対象地域 北スマトラ州メダン市内に設定するモデル地区
6.受益者層
(人数規模)
直接受益者:モデル地区住民(約200世帯、約1,000人)
間接受益者:メダン市民(約210万人)
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
  1. モデル地区において廃棄物管理システムが構築されて維持できる。
  2. 廃棄物行政を担う人材が育成される。
  3. コンポストセンターを設置し、家庭ごみ、市場ごみ、及びパーム産業から出る廃棄物をコンポスト化して、現地スタッフが維持管理する。
  4. 廃棄物処理技術者が廃棄物適正処理(感染性医療系廃棄物・EFBリサイクル・工場排水浄化)の技術を取得する。
<活動>
  1. 廃棄物・環境基礎調査
  2. 生ごみコンポスト技術指導
  3. 廃棄物管理システムの効率的な運用と住民啓発
  4. パーム産業廃棄物のリサイクル技術指導
  5. 本邦(北九州市)研修
8.実施期間 2014年1月〜2016年3月
9. 事業費概算額 58,493千円
10.事業の実施体制 北九州市、株式会社新菱及びメダン市環境局・美化局
II.応募団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
北九州市
2.対象国との関係、協力実績 2002年より、スラバヤ市での生ごみコンポスト化事業の実績を元にインドネシア諸都市において国際協力事業を実施している。