地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 インドネシア共和国
2.事業名 南スラウェシ州バンタエン県における自動車整備士指導者養成プロジェクト
3.事業の背景と必要性 現在、南スラウェシ州は同国の中で最も経済発展が進む地域のひとつとして注目され、モータリゼーションの進展も著しい。その一方で、整備士・整備設備が整った自動車整備工場が少ないため、自動車の整備不良による事故も少なからず起きている。また、成長と格差の問題も顕著になっており、経済発展を担う人材の育成は喫緊の課題として、バンタエン県では、工業技術に関する人材育成が重要施策として位置づけられている。
自動車整備士指導者の養成事業は、将来にわたり需要が見込まれる高度専門的な人材の養成により、新たな雇用の創出、貧困の解消、若年層における失業者の解消にも寄与していくことが期待されており、同県のヌルディン知事が来日した際には、これまで実施団体が行ってきた同県を中心とした同国への中古緊急車両の寄贈事業と併せ、実施団体が持つ自動車整備に関する優れた技術・ノウハウを活かした人材育成を行って欲しいと直接の要望があった。
4.プロジェクト目標 自動車整備に必要となる技術知識および実技を習得するための自動車整備学校が設置・運営され、自動車整備技術の人材が育成される。
5.対象地域 南スラウェシ州バンタエン県
6.受益者層(人数規模) 直接受益者:バンタエン県周辺地域に居住する自動車整備士指導者を目指す自動車整備士(約3名)および自動車整備士を目指す若年層(約25名)
間接受益者:自動車整備を必要とする南スラウェシ州住民、事業者、自治体等
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.自動車整備士を養成する学校(コース)が設置される。
2.自動車整備士が養成される。
3.自動車整備士を指導できる人材が育成される。
<活動>
1-1.必要な資機材を設置し、学校(コース)カリキュラム・教材を作成する。
1-2.協力対象機関およびインドネシア人指導者が学校経営についての研修を受ける。
2-1.日本人専門家による技術・学科指導を行う。(インドネシア人指導者が養成された以降は、インドネシア人指導者による指導も行う。)
2-2.初級レベルの技術・知識を身につけ、評価試験を実施する。
3-1.日本人専門家によって指導を受けた自動車整備士が日本で研修を受ける。
3-2.技術・知識、指導能力、カリキュラム作成能力に関する試験を実施する。
8.実施期間 2015年10月〜2018年3月
9. 事業費概算額 60,000千円
10.事業の実施体制 提案自治体:愛媛県
実施団体:愛媛トヨタ自動車株式会社
協力対象機関:バンタエン県知事、バンタエン県 社会福祉・労働・移住局
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 愛媛トヨタ自動車株式会社
(提案自治体)愛媛県
2.対象国との関係、協力実績 実施団体は、2008年にインドネシア人留学生のインターンシップを受け入れたことをきっかけに、同国との国際交流を展開し、愛媛県内の各自治体・消防団・民間企業等より引き取った法廷償却済みの中古緊急車両の寄贈事業に取り組み、これまでに累計60台を同国に寄贈している(対象地域には33台)。
提案自治体は、同国との交流を重視しており、2015年1月には中村時広県知事が同国を訪問。その際、バンタエン県のヌルディン・アブドラ知事と面談。同年3月にはヌルディン知事が愛媛県を訪れ、中村知事への表敬訪問の際に、両地域間の交流拡大について協議するなど、行政レベルにおいても良好な関係を築いているところである。