地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 インドネシア共和国
2.事業名 ボゴール市における一般廃棄物処理改善事業
3.事業の背景と必要性 インドネシア共和国ボゴール市はジャカルタの南60キロメートルに位置し、ジャカルタ都市圏を形成する都市で、比較的所得水準の高い地域である。標高が高く冷涼な気候であり、大統領宮殿や植物園などが存在している。また、乾期に雨が多いことから「雨の街」と呼ばれており、約20平方kmに100万人が居住している過密地域でもある。
現在、ボゴール市では、既存の一般廃棄物最終処分場の逼迫(ひっぱく)を受け、市民への3R意識の浸透および市の廃棄物処理の効率化による最終処分量の削減が喫緊の課題となっている。ボゴール市は、その課題改善に向けて、2016年からマスタープラン(一般廃棄物処理計画)の策定など本格的な対策に乗り出している。
2014年4月に広島県がボゴール市長を表敬訪問した際、廃棄物対策を確実なものとするために、住民に対する一般廃棄物の排出量を抑制するための教育や、リサイクルのノウハウ等の分野での支援を求められ、本事業の実施につながった。
事業の実施に当たっては、ボゴール市政府地域発展計画局・環境局のほか、インドネシア共和国環境林業省の助言を受け実施することとしている。
4.プロジェクト目標 ボゴール市の一般廃棄物処理に関する計画を策定するとともに、市内のモデル地区において3R普及啓発及び効率的な一般廃棄物処理(分別排出・収集運搬・中間処理)体制を構築する。
5.対象地域 ボゴール市
6.受益者層 受益者:(マスタープラン策定支援)ボゴール市政府地域発展計画局・環境局
(モデル地区支援)モデル地区住民約2,000世帯
間接受益者:ボゴール市民
7.活動及び
期待される
アウトプット
<アウトプット>
1-1 市廃棄物処理の現状,課題をマスタープランに記載する。
1-2 市廃棄物処理の課題解決方法(施策的側面)をマスタープランに記載する。
1-3 市廃棄物処理の課題解決方法(技術的側面)をマスタープランに記載する。
2-1 モデル地区のうち, 3Rセンターが設置されている地域について,同施設を中心とした処理システムを構築する。
2-2 モデル地区のうち,3Rセンターが設置されていない地域について,廃棄物の再利用を促進する。
2-3 コミュニティベースの廃棄物処理施設である3Rセンターの処理能力を向上する。
2-4 本事業での経験を整理し,コミュニティベースの廃棄物処理体制を市内他地域にも展開するためマニュアルを作成する。
<活動内容>
1-1 マスタープラン(現状・課題)について専門家による助言・提言書提出
1-2 マスタープラン(施策的側面)について専門家による助言・提言書提出
1-3 マスタープラン(技術的側面)について専門家による助言・提言書提出
2-1 コミュニティ廃棄物処理システム構築(3Rセンターあり)について専門家派遣での助言,招聘研修での視察・協議
2-2 廃棄物の再利用について専門家派遣での助言,招聘研修での視察・協議
2-3 3Rセンター業務の迅速化について,専門家派遣で助言
2-4 事業実施等を通じてのマニュアル策定のための情報収集
8.実施期間 2016年1月〜2018年3月
9. 事業費概算額 57,879千円
10.事業の実施
体制
広島県が設立する「ひろしま環境ビジネス推進協議会」を実施主体とし、広島県、県内市町、民間廃棄物処理事業者、廃棄物コンサルタント、市町廃棄物行政OB等と連携して実施。
II.応募団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
ひろしま環境ビジネス推進協議会(広島県)
2.対象国との
関係、協力実績
2013年から県内民間企業の技術を活用したアジア地域の環境課題の解決及びビジネスの展開促進を目的とした活動を開始。2014年2月にインドネシア共和国環境林業省を訪問し、廃棄物の課題を有し、その解決に積極的な自治体としてボゴール市の紹介を受ける。