地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 インドネシア共和国
2.事業名 インドネシア・パプア州における大豆栽培技術向上支援事業
3.事業の背景と必要性 パプア州において、テンペや豆腐等は重要な国民食であるとともに、その原料となる大豆は貴重なタンパク源として、パプア州民の生活に必要不可欠な食料作物である。しかし、パプア州における大豆の自給率は低く、大豆消費量の75%を他地域に頼っている。そのうち、アメリカからの大豆輸入も多く、ドル高・ルピア安の影響を直接受けるため、自国内での生産量の増大と安定供給が喫緊の課題となっている。
パプア州における大豆生産が伸び悩んでいる要因の一つとして、農業技術指導者や大豆生産者において
1.大豆栽培に係る基本的知識が不足していること
2.生育経過や生育状況に関する記録を行うこと(データ収集)が根付いておらず、その分析ができていないため、気候条件に合わせた栽培方法になっていないこと
3.パプア州の気候条件に適した品種の改良が行なわれていないこと
があげられる。
4.プロジェクト目標 パプア州食用作物園芸局職員が、大豆栽培に係る知識・技術やパプア州の環境に適した大豆の品種選定方法を習得し、パプア州の大豆収量増大技術が向上すること。
5.対象地域 インドネシア共和国・パプア州
6.受益者層(人数規模) 山形県受入研修員(パプア州食用作物園芸局職員 6名)
パプア州食用作物園芸局職員・農業者・住民等(人口約303万人)
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.山形県受入研修員(以下、「パプア州職員」という。)が大豆栽培・大豆加工技術の基礎を習得すること。
2.パプア州職員が大豆の生育記録方法及びその活用技術を習得すること。
3.パプア州職員が優良品種の選定の手法を習得すること。
4.パプア州職員が、本事業で習得した大豆栽培技術や知識をパプア州大豆農家等に伝えること。
<活動>
1-1.大豆栽培の基本的知識を指導する。
1-2.大豆加工技術について、受入研修時に視察・指導する。
1-3.大豆の様々な食べ方について、受入研修時に視察・体験させ、大豆活用の可能性を学ばせる。
2-1.大豆の栽培データの収集、保存、活用方法を指導する。
2-2.大豆の栽培記録シート作成と栽培データ活用マニュアルについて指導する。
3-1.大豆の優良品種選定の方法を指導する。
3-2.大豆の優良品種の選定に係るデータの提出及び優良品種選定のポイント集の作成について指導する。
4-1.大豆栽培技術や関連知識を広めるための普及手法について指導する。
8.実施期間 2017年3月〜2019年3月(2年)
9. 事業費概算額 20,095千円
10.事業の実施体制 山形県国際交流室、山形県農業総合研究センター、パプア州国境国際協力委員会、パプア州食用作物園芸局、NPO山形パプア友好協会
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 山形県
2.対象国との関係、協力実績 平成4年の技術研修員受け入れ事業に始まり、平成6年の姉妹県州締結など、両県州は農業・日本語教育・保健医療等様々な分野で活発に交流を行ってきた。
山形県で長期に学んだパプア州関係者は約70名程度となり、強いネットワークを築いているため、本事業を実施するにあたって十分な協力関係にある。