地域経済活性化特別枠

草の根技術協力(地域経済活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 マレーシア
2.事業名 フレーザーヒル廃棄物管理改善事業
Improvement of Solid Waste Management in Fraser's Hill
3.事業の背景と必要性 フレーザーヒルは急峻で自然豊かな山岳地帯にあり年間12万人もの観光客が訪れるマレーシアの代表的な観光地である。近年、フレーザーヒルでは最終処分場残余容量の逼迫や地下水汚染など、住民や観光客に対する悪影響が懸念されるとともに、現処分場は50km離れた山麓にありごみ搬送の負担が大きな課題となっており、早急な対策が求められている。現地の廃棄物管理は国家固形廃棄物管理公社(PPSPPA)が統括管理する中、フレーザーヒルローカルオーソリティー(FHLA)が実務を行っている。このような状況の中、PPSPPA及びFHLA職員に対して、分別・リサイクルによるごみの減量化の仕組みづくりや、処分場の延命化・環境汚染防止対策の指導を通じて、現地職員の廃棄物処理管理・改善能力の向上が必要とされている。
4.プロジェクト目標 PPSPPA職員及びFHLA職員の廃棄物管理能力が向上する。
5.対象地域 フレーザーヒル地区
6.受益者層
(人数規模)
フレーザーヒル地区住民 約1,000人
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.家庭系・事業系ごみの分別収集・リサイクルシステムが確立される。
2.事業系生ごみのコンポストセンターの運用が開始される。
3. PPSPPA職員及びFHLA職員が最終処分場の管理・改善に係る調査方法や計画策定技術を理解する。
<活動>
1.分別収集システム構築、市民説明会実施、機材調達、リサイクルシステム構築、リサイクルの実施
2.ごみ量調査、分別収集システム構築、市民説明会実施、機材調達、生ごみの分別収集、コンポストの生産及び流通、リサイクル推進活動実施
3.Jalan Jeriau Landfill(旧処分場)の環境汚染状況調査・汚染防止ガイドライン作成、Cheroh Landfill(現処分場)の延命化対策提案
8.実施期間 2014年10月〜2016年9月
9.事業費概算額 59,960千円
10.事業の実施体制 日本側:北九州市、(公財)北九州環境整備協会、楽しい(株)、ひびき灘開発(株)
マレーシア側:PPSPPA、FHLA
II.応募団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
北九州市
2.対象国との関係、協力実績 北九州市はマレーシア国においてJICA草の根固形廃棄物管理の効率化事業(2011〜2012年度)等を実施しており、協力関係が構築されている。