地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 モンゴル
2.事業名 モンゴル国ウランバートル市地区排水技術協力事業
Technical Cooperation Project for Planning Road Drainage Facilities in Ulaanbaatar, Mongolia
3.事業の背景と必要性 ウランバートル市の急激な都市化による人口の集中は、既設の排水設備能力を超えており、集中降雨時には路面が灌水し、市民の安全及び経済活動に多大の支障をきたしている。また従前のロシアの排水設備技術では、灌水対策に対応しきれない状況にある。本事業は2012年度に終了したプロジェクトを引き継ぎ、降雨時の道路の湛水被害を解消するべく排水溝、貯水池浸透桝等、関連設備・機能の改善を行い、併せて現場の技術者の育成も行う。
4.プロジェクト目標 市街地道路の湛水被害解消のための技術対応施策を自力で行えるよう技術情報の提供、移転協力を行う。
5.対象地域 モンゴル国ウランバ−トル市
6.受益者層(人数規模) ・ウランバ−トル市地区住民
・相互信頼に伴う両国間の技術・経済交流企業団体等
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
(1)-1:都市部の安全性・快適性に関する概念が理解される。
-2:地区湛水排除のための貯留施設の必要性・対策方法が理解される。
(2)-1:現状の原因・課題が把握・分析される。
-2:降雨データ、地形・地質データ等が分析・活用される。
-3:将来の維持管理のし易さにも配慮した、適切な湛水排除対策計画が策定される。
-4:湛水排除対策計画に基づく施設設計が実践される。
(3)-1:貯留施設の維持管理の必要性が理解される。
-2:貯留施設の維持管理の手法が理解される。
<活動>
(1)-1:安全性と快適性の理解を促すため、新潟の新市街地整備の計画と現状を説明する。(研修生受け入れ)
-2:都市化に際して雨水処理施設の必要性の理解を促すため、新潟における新市街地形成の過程と現状を説明する。(研修生受け入れ)
(2)-1:ウランバートル市における地区湛水排除の課題を把握するため、モデル地区をはじめ湛水する市街地を調査し原因をともに考える。(専門家派遣)
-2:降雨データ等を基に雨水の流出状況を解析するため、研修会を開催する。(専門家派遣)
-3:将来の維持管理のし易さにも配慮した施設構造及び管理方法を習得させるため、新潟の各種貯留施設を視察する。(研修生受け入れ)
-4:モデル地区を想定し降雨解析、施設設計のシミュレーションを指導する。(専門家派遣、研修生受け入れ)
(3)-1:貯留施設の維持管理の必要性を理解させるため、ウランバートル市と新潟の既存貯留施設を比較した研修会を開催する。(専門家派遣、研修生受け入れ)
-2:新潟における各種貯留施設の維持管理手法を研修する。(研修生受け入れ)
8.実施期間 2014年12月から2017年3月
9.事業費概算額 16,817千円
10.事業の実施体制 日本側:(特活)新潟県対外科学技術交流協会(新潟県、(財)環日本海経済研究所、(財)新潟県国際交流協会と「新潟県モンゴル技術協力推進実行委員会」を組織)
実施国側:ウランバートル市長室、ウランバートル市知事室道路部
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) (特活)新潟県対外科学技術交流協会(新潟県)
2.対象国との関係、協力実績 平成20(2008)年からウランバートル市において道路排水に関する技術協力を実施しており、また、平成22(2010)年から、ドルノゴビ県において緑化に関する技術協力に取り組んでいる。