地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 モンゴル国
2.事業名 農産物等の流通改善および土壌改良による農業者の収益向上事業
3.事業の背景と必要性 モンゴル国内では、農産物の流通は「仲買人」と呼ばれる都市部の人たちが、秋の収穫時に農業者から低価格で一括買い付けを行い、仲買人の物流機能等を活用して都市部へ輸送し貯蔵、販売している。これにより農業者に価格決定や販売に関する主導権はなく、農業者は仲買人から安く買い叩かれている実態がある。
また、気象条件等が似通っている北海道十勝地域とモンゴルのジャガイモの単位面積あたりの収穫量を比較すると非常に少ない実態がある、十勝の先進的な農業者が実施している土壌分析および分析結果を参考とした適切な肥料散布等の知識および技術を移転することで十分な収穫量と農産物の品質向上を同時に達成することが可能であると思われる。十分な収穫量と品質向上を達成できることで、零細な農業者の収入は増加し、安定した農業生産に取り組めるものと考える。
4.プロジェクト目標 農産物の品質向上と、ボルノールソムに建設された農産物直売施設において消費者への農産物を直接販売することにより、農業者の所得が向上する。
5.対象地域 モンゴル国 ボルノール地方
6.受益者層
(人数規模)
ボルノールソムで営農する小規模農業者および農業者により組織されたグループ(約600戸)
7.活動及び
期待される
アウトプット

<アウトプット>
1)ボルノールソムの農業者が、土壌改良に必要な施肥管理方法について理解する。
2)ボルノールソムの農業者が、自身の保有する農地の実態を把握し、適切な施肥管理方法を実践することで土壌が改良される。
3)ボルノールソムに農産物直売所を設置し、農業者による共同運営が確立される。
4)ボルノールソムの農産物直売所の運営に必要な農産物の計画的生産、出荷、集荷、販売方法が確立される。

<活動>
1)-1土壌改良の必要性理解促進のためのセミナー開催
1)-2土壌改良に関する先進地・北海道十勝地域での農業研修
2)-1土壌改良に関するモンゴル農業生産現場での現地指導
3)-1農産物直売所の運営方法を理解するための日本での現場研修実施
3)-2ボルノールソムにおける、農産物直売所の建設・設置
4)-1ボルノールソム農産物直売所の現地運営指導を行う
4)-2農産物の付加価値向上、地域ブランドづくりのための研修、料理メニューおよび提供方法の開発

8.実施期間 2016年3月〜2019年3月
9.事業費概算額 59,982千円
10.事業の実施
体制
相手国カウンターパート:モンゴル国 食糧・農牧省、ボルノールソム
日本側:(一社)北海道中小企業家同友会とかち支部、帯広市
(株)大地、(株)ネクサス、(株)テキサス、芽室町農業協同組合、(株)尾藤農産、(株)大野ファーム、(有)十勝しんむら牧場、中村農場、(株)K’s FARM
II.応募団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
一般社団法人 北海道中小企業家同友会とかち支部 (帯広市)
2.対象国との
関係、協力実績
2014年度より草の根技術協力(地域活性化特別枠)を通じて、同国において農産物の貯蔵技術に関する技術移転を行っている。