地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1. 対象国名 ネパール連邦民主共和国
2. 事業名 ポカラ市北部における住民参加型地域保健活動を軸とした持続可能な母子保健プロジェクト
3. 事業の背景と必要性 2015.3-2017.3の事業により、医療機関において参加型活動で多様な職種のスタッフが協働しながら自ら改善を進める素地ができ、保健指導や接遇面などで向上が見られる。また町内会ごとの母子保健教育をとおして、妊婦だけでなく家族の理解が高まり、病院での妊婦健診数が増えている。しかしながら、貧困層や他地域から移住した住民などの参加が少ない傾向が見られ、啓発活動や保健指導がより必要な層に行き届いていないことが課題となっている。これまで取り組んだ第16区の北部は、さらに市街から遠く医療へのアクセスが悪い地域であるため、なおのこと適切に妊娠期を過ごし、異常が減るよう啓発・健康教育が必須である。今後これまでに育成された人材と経験を活用し、自立活動に向けて事業を拡大する。
4. プロジェクト目標 社会的・経済的弱者を含むすべての妊産婦に対して、安全な分娩や産前産後ケアの機会が提供される
5. 対象地域 ポカラ市第16区、第19区
6. 受益者層
(ターゲットグループ)
住民約 32000人 うち妊娠可能年齢女性人口 約 9500人
母子保健サービス従事者約150名
7. 生み出すべきアウトプット及び活動 <アウトプット>
1. 社会的・経済的弱者を含む地域住民が産前産後ケアに関する知識を向上させ、適切な行動をとる
2. 参加型活動を軸に自立発展的に保健医療サービスの質が向上する
3. スタッフの接遇力向上と環境改善で保健・医療施設の質が高まる
4. 本邦の地域において、現地事業への協力が促進され、市民の民際活動への参加度が高まる
5. 現地保健活動と本邦民際活動の好事例がさらなる普及に向けて現地および本邦で紹介される
<活動>
1. 地域組織や貧困地域の住民との協働で母子保健、妊娠・出産に関する健康教育活動
2. 母子保健の質の向上のために、ネ国内、本邦で研修実施
3. 保健医療の質と能力向上のために職種混合チームによる参加型活動を展開
4. ネ国内、本邦研修を通じ、接遇・患者本位の医療提供・環境改善を推進
5. 駒ケ根市の各種団体と連携し、本邦の市民が参加・支援する機会を増加させる
6. 各種報告会、インターネット、マスメディアを活用した情報発信による広報
8. 実施期間 (西暦)2017年6月〜2020年4月(2年11ヵ月)
9. 事業費概算額 60,000千円
10. 事業の実施体制 【日本側】プロジェクトマネージャー、母子保健専門家、国内調整員(助産師)、国内調整員(経理・広報) 【ネパール側】プロジェクトオフィサー、プロジェクトコーディネーター、フィールドコーディネーター、事務スタッフ、経理スタッフ
II.応募団体の概要
1. 団体名
(提案自治体名)
ネパール交流市民の会(長野県 駒ヶ根市)
2. 活動内容 2001:ポカラ市と駒ヶ根市が国際協力友好都市協定締結
2008:ポカラ市へ救急車と医療機器を寄贈
2012:ポカラ市、ポカラ市住民、草の根無償資金協力などで「母子友好病院」建設
2012:母子友好病院へ医療機器寄贈
2015.3〜2017.3:JICA草の根技術協力事業 ポカラ市にて母子保健改善事業実施