地域経済活性化特別枠

草の根技術協力(地域経済活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 フィリピン
2.事業名 世界農業遺産(GIAHS)「イフガオの棚田」の持続的発展のための人材養成プログラムの構築支援事業
3.事業の背景と必要性 「イフガオの棚田」は、国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産(GIAHS)に認定されているが、近年、若者の農業離れや都市部への流出により、耕作放棄地の増加が懸念されるほか、地域の生活・文化を守り、継承していく人材の養成が急務となっている。そのため、同様の課題を有し、取組の蓄積がある日本の2つの世界農業遺産認定地域(能登・佐渡)との結びつきを強化し、金沢大学の持つ地域と連携した人材育成のノウハウを移転し、同地において魅力ある農業を実践し、地域を持続的に発展させる若手人材を養成するプログラムの構築を支援する。また、世界農業遺産(GIAHS)理念の普及を通じた国際交流・支援を実施することにより、能登および佐渡地域において、国際的な視点を持ちながら地域の課題解決に取り組むグローカル(グローバル+ローカル)な人材の育成にもつなげていく。
4.プロジェクト目標 世界農業産(GIAHS)理念の普及および人材育成・組織整備を通じて「イフガオの棚田」の持続的発展を担う現地体制を構築する。
5.対象地域 ルソン島コルディリェラ行政地域イフガオ州バナウエ、ホンデュワン、マユヤオ
6.受益者層
(人数規模)
  • 農業者等の地域住民、行政スタッフ、NPO等(45才以下、50人)
  • フィリピン大学、イフガオ州立大学等の学生、大学院生、若手教員等(50人)
7.活動及び期待されるアウトプット

<活動>

  1. 「イフガオGIAHS持続発展協議会」の設立
  2. 地域住民、行政、学識者等によるワークショップの開催
  3. 「イフガオGIAHS人材養成プログラム」の立ち上げ
  4. 上記プログラムに基づく研修の実施

<アウトプット>

  1. 「イフガオの棚田」の持続的発展のための組織整備
  2. 世界農業遺産(GIAHS)理念の地域住民および関係機関への普及
  3. 人材養成システム「イフガオGIAHS人材養成プログラム」の構築
  4. 「イフガオの棚田」の持続的発展を担う人材養成
8.実施期間 2014年2月から2017年2月
9.事業費概算額 59,991千円
10.事業の実施体制 日本側)金沢大学 協力機関:石川県・世界農業遺産関係自治体
現地側)フィリピン大学・イフガオ州立大学 協力機関:イフガオ州、バナウエ市、ホンデュワン市、マユヤオ市
II.応募団体の概要
1.団体名
(提案自治体)
石川県
2.対象国との関係、協力実績
  • 2012年1月にフィリピン・イフガオ州立大学において金沢大学と同大学の共催により「世界農業遺産フォーラム」を開催
  • 2013年1月に金沢大学がフィリピン大学の2教授を招聘し、金沢市と能登地域で「国際GIAHSセミナー」を開催