地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1. 国名 フィリピン共和国
2. 事業名 世界農業遺産(GIAHS)「イフガオの棚田」と「能登の里山里海」の持続的発展のための地域連携構築事業
3. 事業の背景と必要性 若者の離村、文化継承などの共通課題を抱えるイフガオと能登が、本事業を通して農林業や観光業等の振興を担える若手人材を養成し、持続的発展するための連携関係を構築する。2014年から3ヵ年間実施してきた先行草の根案件では、イフガオ里山マイスターの人材養成を柱としてきた。本事業では人材養成と地域人材の研修交流を2本立てとし、能登とイフガオのそれぞれが学び合いを通じて連携(Twinning)する。また、国内の他地域・他国とのTwinningを広げる。
4. プロジェクト目標 世界農業遺産(GIAHS)理念の普及および人材育成・技術交流を通じて、「イフガオの棚田」と「能登の里山里海」の持続的発展を担う協力体制を構築する。
5. 対象地域 ルソン島コルディリェラ行政地域イフガオ州の4自治体(バナウエ、ホンデュワン、マユヤオ、キアンガン)
6. 受益者層(ターゲットグループ) 世界農業遺産サイト「イフガオの棚田」「能登の里山里海」関係者(農業者等の地域住民、行政スタッフ、大学教職員、学生、大学院生、NPO等)
7. アウトプット及び活動

<アウトプット>
1.イフガオ州大学、フィリピン大学オープンユニバーシティ、自治体等の関係者による「イフガオ里山マイスター養成プログラム」の運営能力が向上する。
2.「イフガオの棚田」「能登の里山里海」の両地域のマイスター養成プログラムが相互連携により発展する。
3.イフガオ・能登の両地域の交流を通じて、世界農業遺産(GIAHS)の理念がさらに地域住民や自治体、大学等に浸透する。
4.佐渡などの他地域・他国のGIAHS認定地、および認定を目指す地域と、能登・イフガオとの協力体制が構築され、連携(Twinning)が推進される。

<主な活動>
1-1.イフガオ州大学のイニシアティブのもと、「イフガオ里山マイスター養成プログラムを実施する。イフガオ州大学等に定期的な運営指導を行う。
1-2.日本でイフガオ関係者の運営指導能力の向上のための研修を行う。
2-1.「イフガオ里山マイスター養成プログラム」「能登里山里海マイスター育成プログラム受講生・修了生の相互受け入れを行う。
2-2.イフガオ、能登のマイスタプログラムの関係者が、課題を共有し、人材養成
のノウハウを交換する。
3-1.イフガオ、能登の両サイトの活性化のためのワークショップを開催する。
3-2.イフガオ・能登の自治体職員、大学教職員等の相互研修を実施する。
4-1.イフガオおよび能登でシンポジウムを開催し、GIAHSサイト連携の成果を発信する。
4-2.国際会議などで両サイトの連携を発信する。
4-3.他機関と連携し、他地域の研修生の受け入れやGIAHS認定を支援する。

8. 実施期間 2017年6月〜2020年5月(3年間)
9.事業費概算額 60,000千円(3年間)
10. 事業の実施体制 日本側:イフガオGIAHS支援協議会
フィリピン側:Ifugao GIAHS Sustainable Development Committee
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) イフガオGIAHS支援協議会(石川県)
2.活動内容 2011年4月、里山里海の資源を活用した生業の創出や地域活性化を担う人材養成などに取り組む組織「環境部里山創成室」を都道府県で初めて設置。
2011年6月「能登の里山里海」の世界農業遺産認定後は、県と地元市町および関係団体からなる世界農業遺産活用実行委員会の事務局を務める。
その後、組織改正により、農林水産部里山振興室に業務移管し、GIAHS振興に努めている。