地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 タイ王国
2.事業名 バンコク都における介護予防推進プロジェクト
3.事業の背景と必要性 人口の高齢化が急速に進むバンコク都では、医療費の増加、介護職員の人材不足、体系的な在宅高齢者支援体制の不備など課題が山積している。友好提携先である福岡県では、地域を巻き込んだ高齢者施策に取り組んでおり、2013年、バンコク都から高齢者施策に係る支援要請を受けた。介護保険制度がないバンコク都では、介護予防策の必要性が日本よりも高いこと、バンコク都には互助の精神が根付く地域コミュニティがあることに着目し、認知症施策及びロコモーティブシンドローム(略称:ロコモ)予防施策を柱に地域と連携した介護予防策の知見をバンコク都に移転し、バンコク都の高齢化施策を支援する。
4.プロジェクト目標 バンコク都の高齢者関係部署の職員及び地域の高齢者支援ボランティア等が要介護状態や認知症の予防について正しく理解し、介護予防に対する基礎的な体制が構築される。
5.対象地域 タイ王国・バンコク都
6.受益者層(人数規模) <直接受益者>バンコク都高齢者関係部署職員及び地域の高齢者支援ボランティア等1,200人
<間接受益者>バンコク都の高齢者(60歳以上)76万6千人
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
・バンコク都での高齢者介護予防推進体制の整備
・ロコモ予防・認知症予防・地域における高齢者支援に関する講師育成、養成プログラム開発
・地域住民をロコモ予防推進員及び認知症予防、認知症高齢者地域支援リーダーとして育成
・モデルプロジェクトサイトでの高齢者の介護予防及び支え合いに関する地域連携体制整備
<活動>
・バンコク都関係部署を核にした高齢者介護予防推進協議会設置
・協議会にアドバイザーを派遣し、介護予防や高齢者の支援体制にかかる政策議論を支援
・高齢者介護予防及び高齢者支え合い体制計画の作成
・ロコモ予防普及啓発計画及び医療におけるロコモ評価基準の作成
・バンコク都関係部署職員(医師、看護師含む)に対する介護予防普及啓発講師育成研修実施
・プロジェクトサイトを選定し、住民活動リーダー等を対象に「ロコモ予防推進員」及び「地域支援リーダー」の育成研修実施
・バンコク都と地域が協働して、ロコモ予防及び地域支援リーダー活動オペレーションマニュアルやロコモ予防のDVDなどを作成
・プロジェクトサイト内で、DVDを活用した介護予防・高齢者支援活動の実施
・プロジェクトサイト内の介護予防の普及や高齢者(認知症高齢者含む)への見守り、他機関と連携などの実践活動に対する支援
・プロジェクトサイトの活動についてバンコク都での報告会(セミナー)開催
・育成された介護予防普及啓発講師(バンコク都職員)による都内他コミュニティに対する研修実施
8.実施期間 西暦2017年2月〜2020年1月
9.事業費概算額 57,816千円
10.事業の実施体制 日本側:福岡県、麻生教育サービス株式会社、NPO法人アジアン・エイジング・ビジネスセンター
タイ側:バンコク都
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 福岡県
2.対象国との関係、協力実績 2006年、福岡県とバンコク都は友好提携協定を締結し、青少年・環境など様々な分野で交流実施。2013年、バンコク都から高齢者施策への支援要請を受け、バンコク都視察団受入、福岡県高齢者施策支援団派遣を通じてバンコク都の現状にあった本県の支援策を協議している。