地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 トルコ共和国
2.事業名 イズミル市におけるリスク管理に基づいた下水道管路更新計画立案能力向上
3.事業の背景と必要性 イズミル市では下水道機能維持のための管路の更新や修繕の計画立案が必要となるが、現状では既存施設の老朽化度合やリスク評価の考え方が存在しないため,適切な更新計画の立案が難しく事後的な対応のみが行われている状況である。このため、下水管破損による苦情が頻発しており、汚水の溢水や道路陥没事故等に繋がりかねないリスクが存在する。よって,特に下水道管路に関するリスク基準や評価手法を確立し、適切な更新計画を立案するための技術協力が必要となる。
4.プロジェクト目標 イズミル市下水道事業においてリスク管理に基づいた下水道管路の更新計画立案能力の向上が図られる。
5.対象地域 イズミル県イズミル市
6.受益者層(人数規模) 直接受益者:イズミル市下水道事業に係る職員(約100名)
間接受益者:モデル1地区での下水道サービスを利用する住民(約30万人)
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.イズミル市下水道事業の現状と課題を把握する
2.イズミル市下水道事業の管路リスク評価能力が向上する
3.イズミル市下水道事業で適切な投資判断やリスクへの対応策選択が可能になる
4.管路施設の更新計画立案が可能となる
<活動>
1-1 イズミル市下水道事業の管路施設の現状把握と対策実施に向けた課題分析
2-1 下水道管路の老朽化や地震に関するリスク評価基準の作成
2-2 リスク評価を実施するためのモデル地区(1地区、30万人程度)の選定
2-3 モデル地区における管路のリスク評価の実施及び基準の有効性検証
3-1 リスクを用いた投資判断のための基準作成
3-2 リスクが高い管路における対応策を適切に選択するための基準作成
3-3 上記の基準を更新計画や予算に反映させるプロセスの作成
4-1 モデル地区におけるリスク評価や策定した基準に基づく更新計画案の作成
8.実施期間 平成27年10月〜平成30年10月
9. 事業費概算額 54,373,133円
10.事業の実施体制 仙台市建設局、青年海外協力協会等
II.応募団体の概要
1. 団体名 仙台市
2. 対象国との関係、協力実績 平成26年度、トルコ共和国から視察(環境都市省バルタ副大臣)や研修を受け入れている。さらに、国土交通省下水道部の委託業務の中でイズミル市を訪問し、課題について意見交換するとともに、第3回国連防災世界会議の関連シンポジウム(仙台市)の特別講師としてイズミル市から上級技術者を招へいし、仙台市下水道事業との技術協力について協議を行った。