地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1.国名 ベトナム社会主義共和国
2.事業名 香川らしい国際協力プロジェクト「ハイフォン市における生活習慣病対策のモデル事業構築プログラム」
3.事業の背景と必要性 ハイフォン市では、急速な経済成長や都市化によるライフスタイルの変化に伴い、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が増加している。特に、糖尿病は同市予防医療センターのスクリーニング検査によると、糖尿病予備軍の割合が、2012年の26.9%から44.1%に上昇するなど急速に増えている。また、子どもの過体重・肥満の割合が調査対象児童の3割を超えるなど、子どもの健康状態も懸念されている。
その一方で、地域住民の生活習慣病に対する理解や予防意識は低く、正しい知識や情報が不足している。また、地域住民への予防啓発や栄養・運動指導を行う保健指導者も不足しており、ノウハウが確立されていない。
そこで、生活習慣病対策に力を入れている香川県での取組みを生かし、ハイフォン市の生活習慣病対策の推進を目指すものである。特に、香川県ならではの取組みである「子どもの生活習慣病予防」に着目した取組みを生かし、現地で保健指導を担う人材を育成するとともに、生活習慣病対策のモデル事業や健康教育のための教材を構築する。
4.プロジェクト目標 ハイフォン市で、生活習慣病対策のモデル事業が構築され、全校区に普及させるための準備が整う
5.対象地域 ハイフォン市
6.受益者層(人数規模) 直接受益者:ハイフォン市予防医療センター、モデル校区のヘルスセンター、学校の
医療室のスタッフ 約22名、モデル校区の生徒・保護者 約640名
間接受益者:ハイフォン市民 約190万人
7.活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.モデル校区で保健指導者が育成され、生活習慣病の予防啓発や健康教育の実践
モデルができる。
2.ハイフォン市において、保健指導者が活動するための実施体制が整備される
<活動>
1-1. モデル校区で保健指導者育成のための研修を実施する
1-2. モデル校区の現状調査を行う
1-3. 現状調査を集計・分析し、課題を共有する
1-4. 香川県の取組みを視察し、校区ごとにアクションプランを作成する
1-5. アクションプランを実行するための準備を行う
1-6. モデル校区でアクションプランを実行する
1-7.モデル校区での取組みを冊子(マニュアル)にまとめる
2-1. モデル校区の取組みを他の校区へ広げる(2校区)
2-2. 1年目に育成した保健指導者が、新たな2校区を指導する
2-3. 香川県の取組みを視察し、校区ごとにアクションプランを作成する
2-4. 新たなモデル校区でアクションプランを実行する
2-5. ハイフォン市が主体となり、保健指導者育成のためのカリキュラムを作成する
2-6. ハイフォン市が主体となり、年に1回保健指導者育成のための研修会を開催する
2-7. 生活習慣病の予防啓発や健康教育を学校の教育カリキュラムに組み込むことに
ついてハイフォン市と協議する
2-8. 保健指導者を地域や学校に派遣し、出前講座を実施するための実施要領をハイ
フォン市とつくる
8.実施期間 2016年3月〜2019年3月
9. 事業費概算額 44,013千円
10.事業の実施体制 香川県
II.応募団体の概要
1.団体名(提案自治体) 香川県
2.対象国との関係、協力実績 平成17年度から交流を開始。独立行政法人国際協力機構の草の根技術協力事業(地域提案型)を活用し、平成19年度から平成21年度まで一般行政分野で、平成23年度から平成25年度まで保健医療分野での協力事業を実施している。