地域活性化特別枠

草の根技術協力(地域活性化特別枠)事業概要

I.提案事業の概要
1. 国名 ベトナム社会主義共和国
2. 事業名 ハナム省におけるものづくり人材育成事業
3. 事業の背景と必要性 ハナム省は、首都ハノイ、ノイバイ国際空港から約80キロ、車で約1時間半の距離に位置し、高速道路開通によりハイフォン港へのアクセスも改善され、輸入・輸出ともに成長が期待できる地理的環境にある。国の計画に基づき同省も2020年に工業地域となることを目指し、特に機械加工・製造・組立産業・裾野産業・電子部品組立などの先進技術産業の投資を受け入れるべく、省内における工業団地インフラプロジェクトなど工業団地開発に重点をおいた社会経済発展を促進している。また人材育成にも力をいれており、各企業へ良質な技術者を提供できるよう教育環境の改善に努めており、ハナム省職業訓練短期大学は、その中核を担うことが期待されている。
そのため同大学にとって、日系企業が要求するレベルの熟練労働者育成は優先的に取り組む課題の1つとなっており、そのためのシラバス(学習計画)やカリキュラムの改正、それを指導する教員の育成、インターンシップ制度など日系企業との連携強化のための活動が強く求められている。
4. プロジェクト目標 ハナム省職業訓練短期大学において、日系企業を始め企業のニーズに対応した教育カリキュラムを適切かつ継続的に指導できる体制が構築される。
5. 対象地域 ハナム省
6. 受益者層 直接受益者:ハナム職業訓練短期大学の教員
間接受益者:ハナム職業訓練短期大学の学生
7. 活動及び期待されるアウトプット <アウトプット>
1.ハナム省職業訓練短期大学(以下、HNVC)において、現地日系企業のニーズを考慮し、特定科目のカリキュラムが改善もしくは形成される。
2.形成されたカリキュラムに係る、HNVC教員の能力が向上する。
3.HNVCと現地日系企業との連携が強化される。
<主な活動>
準備活動
0.1.現地日系企業のニーズおよびHNVCカリキュラムの現状を把握し、HNVC教員の指導能力を調査する。
0.2.HNVCコア教員を選出し役割を明確にする。
0.3.キックオフ会議において関係者が目的・活動・投入を確認し合意する。
0.4.事業終了後HNVCと現地日系企業との間でどのような継続的活動が可能かを関係者間で協議する。
アウトプット1
1.1.HNVCに改善委員会を設置し、コア教員が月に1度改善会議を開催する。
1.2.HNVCコア教員がカリキュラム作成または改善に必要な知識について学ぶ。
1.3.HNVCがカリキュラム案を作成する。
1.4.HNVCがシラバス・教材等を作成する。
1.5.HNVC教員等を対象にした模擬授業を実施する。
1.6.現地日系企業に模擬授業に出席してもらいフィードバックを聞く。
1.7.模擬授業を見学した企業のフィードバックに基づきカリキュラムを改善する。
1.8.HNVC学生へのカリキュラムを試行的に実施し、さらに改善する。
アウトプット2
2.1.カリキュラム改善や教育能力向上に活用できる点を抽出するため、HNVCコア教員が神戸高専及び神戸市内企業における先進事例を学習する。
2.2.HNVCコア教員が他の教員養成のための計画案を作成する。
2.3.HNVCにおける教員相互評価会(改善会議)を実施する。
アウトプット3
3.1.HNVCが日系企業をはじめとした企業と連携を強化するための取り組みを実施する。
3.2.改善委員会が企業連携を含んだ事業終了後の3か年計画を策定する。
3.3.HNVCコア教員と日本の専門家がニーズを理解するために日系関連企業を定期的に訪問する。
8. 実施期間 2017年3月17日から2020年3月16日
9.事業費概算額 44,694千円
10. 事業の実施体制 日本側:神戸国際協力交流センター(実施団体)
神戸市立工業高等専門学校(技術指導団体)
ベトナム側:ハナム省職業訓練短期大学
II.応募団体の概要
1. 団体名(提案自治体) 神戸市国際部
2. 対象国との
関係、協力実績
ハイフォンにおける港湾物流効率化のための人材育成プログラム(2014年1月〜2017年1月)