ニュースリリース

米国開発庁(USAID)とアフリカの水事業に関する連携に向けた合意文書を締結

−民間資金の導入を支援することにより、アフリカの水分野改善に貢献−

2012年03月13日

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合意文書に署名したJICAとUSAIDの関係者

国際協力機構(JICA)は、3月13日、米国開発庁(United States Agency for International Development: USAID)と、アフリカの水事業に対し、連携して民間資金の導入を図っていく旨の合意文書(Statement of Intent)を締結しました。

今回の合意文書は、両機関が連携して、民間資金の導入や、アフリカの関係機関の能力向上を図ることにより、アフリカにおける水事業の開発および推進を行うことを目的としています。両機関は、まずはアフリカにおいて、将来的に支援の対象となるような水事業の発掘を共同して実施します。

また、合意文書は、アフリカでの水事業に対する資金供給のための基金設立に向けた両機関の連携についても定めています。合意文書の署名にあたり、USAIDのドナルド・スタインバーグ副長官は「今回の連携は、USAIDとJICAにとって重要な意味を持つ。両機関が共同で設立を検討している基金に対して、USAIDの水・衛生分野における経験を活用することができるようになる」と今回の連携の意義を強調しました。

また、JICAの木山繁上級審議役は「JICAとUSAIDは、アフリカの人々に、手の届く価格で継続して水を供給するという目標に、共同して取り組んでいくことを確認した。JICAは、アフリカの水分野に対する出資や官民連携を進めていく」との意向を表明しました。

フィリピンの水分野のリボルビング基金での連携実績や、現在共同で設立を検討しているベトナムのインフラ基金の経験を参考に、今回のアフリカでのJICAとUSAIDの連携が、水分野への投資や、民間企業の投資に係る法制度等の改定等を促進していくことが期待されます。