ビジネス人材を育成するミャンマー日本人材開発センター

−支援開始に向けて正式な合意文書に署名−

2013年2月8日

2月7日、国際協力機構(JICA)とミャンマー政府との間で、「ミャンマー日本人材開発センタープロジェクト」にかかる正式な実施合意文書が署名されました。

ミャンマー日本人材開発センターが入居する商工会議所連盟のビル

本プロジェクトは、ミャンマーの商業の中心であるヤンゴンにおいて、ミャンマー商業省およびミャンマー商工会議所連盟との協力の下に実施されるもので、ミャンマーにおけるビジネス人材の育成を目的としています。同センターは、商工会議所連盟のビル内に設置され、ミャンマーのビジネス人材を対象としたビジネス講座の提供が主な活動となります。ビジネス講座では、マーケティング、財務・会計や、生産管理、5S、改善といった日本的な経営・品質管理の手法についての講義が行われる予定です。講義には日本から経験豊富な専門家が派遣されます。

昨今、ミャンマー政府による改革が進む中、同国経済に対する世界各国の注目度は高く、今後継続的な経済発展が予想されています。一方、克服すべき課題もあります。ミャンマーへの進出に関心を寄せる日本企業は多いものの、各企業の期待水準に見合うビジネス人材や同国の経済関連の情報は限られています。そのため、本プロジェクトでは、わが国経済界と連携し、ミャンマーに進出する現地の日系企業において中堅幹部となりうる人材の育成にも取り組みます。また、こうした活動の中で形成される人的ネットワークを活用した日本企業のミャンマー進出の後押しも行っていく考えです。

今般の合意文書の署名を受け、2013年度前半にはセンターが正式に開所し、本格的に活動が開始される見込みです。本プロジェクトは、ミャンマーの経済発展を支える産業人材育成のためのJICAの取り組みにおいて、中核的な役割を担うことが期待されています。