パプアニューギニア独立国向け無償資金協力贈与契約の締結

−市場改修を通じた地域住民の食の安全性の確保−

2013年10月29日

国際協力機構(JICA)は、2013年10月29日、パプアニューギニア独立国政府との間で「マダン市場改修計画」を対象として、10億400万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)に締結しました。

G/Aを締結したジュリアナ・クバック国家計画・モニタリング省次官代行(左)と杉山茂JICAパプアニューギニア事務所長

本事業は、マダン市場において、地元農水産物が衛生的かつ効率的に流通する環境を確保することによって質の良いサービスの提供を図り、小売人および地域住民のニーズに応えることによって当該地域の持続的経済発展に寄与することを目的としたものです。

パプアニューギニア独立国において、農業・水産業セクターはGDPの27.9パーセント(2012年)に貢献している重要な産業です。マダン州に位置するマダン市場は、州都マダン市住民に対する農水産物の小売市場であるとともに、内陸部や離島部、およびハイランド地区の農民・漁民が、農水産物を販売し現金収入を得ている重要な場所です。市場施設は問題点が多く、屋根のない露店や地面上での販売率が高いこと、また、市場内においては上水が給水されておらず、不衛生な状況にあることなどから、地域住民の食の安全のため、衛生的な市場の整備が重要な課題となっています。

本事業により、市場の屋根下・床上販売率の向上、市場における上水使用の促進が達成され、マダン市場の衛生環境が向上することが期待されます。また、市場の区画整備を行うことにより、市場の利用環境の向上が期待されます。

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