インド・デリーメトロ公社前総裁 平成25年秋の外国人叙勲 旭日重光章受章

2013年11月7日

旭日重光章を受章したE.スリダラン氏

11月3日、平成25年秋の外国人叙勲が発表され、インド・デリー高速輸送システム建設事業の実施機関であるデリーメトロ公社前総裁のE.スリダラン氏(現・同公社相談役)が旭日重光章を受章しました。

11月6日に皇居宮殿で執り行われた旭日重光章伝達式では、安倍首相からスリダラン氏へ勲章および勲記が直接手渡され、その後、天皇皇后両陛下への拝謁も行われました。

デリーメトロは、インドのシン首相によって「日印パートナーシップの輝ける成功例」と評されるなど、日本のコンサルタントや建設会社から、安全重視、納期厳守といった事業文化がインドに持ち込まれた二国間協力の代表例といわれています。公共事業の遅延が当たり前といわれるインドにおいて、大規模な事業の実施・運営管理を統率し、常により高い質を求める組織文化を創った同氏の卓越したリーダーシップは、事業の進捗に大きな貢献をしました。

デリーメトロの建設は、これまでフェーズ1とフェーズ2によって、市中心部から放射線状に伸びる路線網の整備が進んでおり、2013年8月時点で、総延長約190キロメートル、1日250万人の利用を記録しています。JICAはこれまで合計5,026億4,400万円の円借款供与を通じて、デリーメトロ(地下鉄)の整備を支援してきました。2012年3月に円借款貸付契約が締結されたフェーズ3では、主に内環状線および外環状線を整備することで、さらなるネットワーク化が実現される予定です。