ルワンダ共和国向け無償資金協力贈与契約の締結

−生活に不可欠な安全で安定した水の供給に寄与−

2015年3月6日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、3月5日、ルワンダ共和国政府との間で「第三次地方給水計画」を対象とした10億1,300万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、ルワンダ東部県のカヨンザ郡、ンゴマ郡、ガツィボ郡において、安全な水へのアクセスおよび給水率の向上に寄与することを目的とし、給水施設の整備を行う事業です。

ルワンダの人口密度は1平方キロメートルあたり416人(2012年)とサブサハラアフリカで最も高く、多くの国民が水源の乏しい丘陵地帯に居住しているため、特に丘陵地での安全な水の供給が急務となっています。中でも、東部県の給水率は66.6パーセント(2011年)で、全国平均の74.2パーセントと比較して低い水準にあります。また、ルワンダにおける主な水源は湧水、湖沼、河川ですが、水質に問題があるため、水因性疾患がまん延する原因の一つとなっています。さらに、水源が遠方にあり、住民が水くみに時間を取られ、それ以外の活動に充てる時間が限られてしまうため、地方部における生活改善や経済活動の活性化を阻害する要因の一つとなっています。

本事業により、対象地域の給水人口は、約4万8,000人(2012年)から約8万1,000人(事業完成3年後の2020年)へと増加するほか、水くみ労働の負担軽減、水因性疾患の低減等が期待されます。JICAは本案件に加え、地方給水施設の維持管理能力を目的とした技術協力を実施し、ハード・ソフトの両面からルワンダの給水環境改善に貢献します。

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