JAXAと「だいち2号」の観測データ提供に関する協定を締結

−第一弾として、アフリカ中部ガボンの森林保全に活用−

2015年3月30日

署名後握手を交わす、広田幸紀JICA企画部長(左)と舘和夫JAXA第一衛星利用ミッション本部事業推進部長

国際協力機構(JICA)は、3月30日、JICA本部において、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)との間で、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の観測データの提供に関する協定を締結しました。

これにより、JICAが開発途上国で実施する森林保全、防災、水資源管理、地図作成等の事業において、「だいち2号」の観測データを活用することが可能となります。「だいち2号」は、陸域観測技術衛星「だいち」の後継機として、災害状況把握、森林観測、海洋観測、資源探査等、多目的の利用が期待されており、昼夜を問わず撮影可能、より鮮明で精緻な画像を撮影出来る、雲を通過して地上を撮影出来る等の特徴を有しています。

本協定締結後、第一弾として、JICAがアフリカ中部ガボンで実施中の技術協力「持続的森林経営に資する国家森林資源インベントリーシステム強化プロジェクト」において、「だいち2号」の観測データが活用されることになりました。「だいち2号」が撮影した画像を活用することにより、違法伐採や森林資源状況等を定期的にモニタリングし、森林の保全に寄与することが期待されています。

JICAとJAXAは、両機関の連携協力を一層推進するための基本協定を昨年4月に締結し、連携強化に取り組んできており、今回締結された協定はその具体的な取り組みの一つです。JICAは、JAXAとの連携協力を一層強化し、宇宙航空技術の活用を通じた、より質の高い事業を展開していくことを目指します。