モーリタニア向け無償資金協力贈与契約の締結:国立ヌアクショット公衆衛生学校の拡張・機材供与により看護師、助産師等の育成に貢献

2016年5月10日

5月10日に掲載した本ニュースリリースについて、案件名に誤りがありましたので、訂正の上、お詫びいたします。
【誤】国立ヌアクショット公衆衛生学校拡張・機材供与計画 → 【正】国立ヌアクショット公衆衛生学校拡張・機材整備計画

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、5月9日、モーリタニア・イスラム共和国政府との間で「国立ヌアクショット公衆衛生学校拡張・機材整備計画」を対象として11億8,200万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、首都ヌアクショットの国立ヌアクショット公衆衛生学校(ENSP)において校舎の拡張及び機材供与を行い、質の高い看護師、助産師等の育成環境を整備するものです。

モーリタニア・イスラム共和国は、5歳未満児の死亡率や妊産婦死亡率が依然として高く、保健人材開発及び保健サービスの提供が緊急の課題となっています。本事業の対象施設であるENSPは、同国の公衆衛生学校の中でも中心的な役割を担うものの、約370名の定員に対し850名以上が在学している状況にあり、今後もさらに増加する見込みです。また、教室の不足により時間外の授業の実施を余儀なくされるなど、学習環境も悪化しています。これに加え、実習用機材等の不足も深刻であり、カリキュラムに対応した授業が実践できない状況にあるため、施設拡張や機材整備による教育環境の改善が必要となっています。

本事業によって教室や実習室等を拡張し、実習用機材等を整備することで、収容可能な生徒人数が約1,220名に増加するとともに、実習用機材等を用いてカリキュラムに対応した実践的な授業が可能になることで、同国における保健人材育成機能が強化され、ひいてはより質の高い保健医療サービスの提供につながることが期待されます。

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